ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

GOEMON

5月 7th, 2011 by PureJyam

「CASSHERN」の紀里谷監督の2作目ですね。去年の暮あたりに録画してあったやつですが、ようやく見ました(^^;)
録画しちゃうとそれで満足してそのまま放置するっていうパターンが最近多いです。で、しばらくしてからふと思い出して見るという・・・

で、「GOEMON」ですが、意外にも普通に面白かったです。
「CASSHERN」は卓越した世界観はともかく、映画としては演出も脚本も今一つっていう感想だったんですが、今回はお話を単純化したせいでわりとすっきりまとまりましたね。戦国時代でありながら西洋風の城とか衣装がなんとも紀里谷監督らしくて好きです。CG使いすぎて実写というよりほとんどアニメに近くなっちゃってるとこも相変わらずいいですし(^-^)
ただクライマックスが秀吉暗殺と関が原の2カ所に分断しちゃったのが痛い気がします。関が原のシーンの方が監督の言いたいことをいうためには必要だったのでしょうけど、ちと蛇足っぽいですね。あと優れた忍びであるはずの霧隠才蔵が間抜けすぎて痛い・・・。ストーリーのためにキャラ設定を曲げちゃいかんでしょ。
それにしても長い。「CASSHERN」が141分で「GOEMON」が128分で気持ち短くなってますが、このお話なら90分くらいでまとめたいとこです。
もっともテレビ放映版なので多分かなりカットはされてるはずなんですよね。それでも見ていてちと長いと感じたので元を見たらもっと感じるのかなぁ。

なんにせよ映画作るときに何が難しいかって、短くまとめるのがなんといっても難しい。
せっかく撮ったカットは全部使いたいと思うんですが、それをしてたらほんとだらだらと上映時間がかさんじゃいます。
なので、何を切って何を残すかという選択がどうしても必要なんですよね。
もっともわたしなんかは30秒の作品ばかり作ってるので逆に長いものが作れなかったりするんですけど(>_<)

Posted in お気に入り, 映画

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