ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

ゼノブレイドクロス DE

3月 21st, 2025 by PureJyam

とうとう発売になった「ゼノブレイドクロスDE」。早速買った。Switchのゲーム買う場合大抵使うカタログチケットでの購入である。カタログチケットのページにSwitch2のソフトとは引き換えられませんとか注意書きがあって笑った。そりゃまぁローンチソフトがいきなりカタログチケットで交換されたらたまらんもんねぇ。

元々「ゼノブレイドクロス」はWiiUで2015年に出たものらしい。前に買った「ゼノブレイド DE」のオリジナルが2010年で、その次の作品であるがストーリーに直接的な繋がりはない。世界観についても今のところ共通点はないように見える。
今作では、異星人同士の戦いに巻き込まれ破壊された地球を飛び立った移民船が未知の惑星に不時着したところから始まる。巨神とかそういう概念はなく普通にSFアニメっぽい雰囲気。

「ゼノブレイド DE」ではオープンワールド風ではあるもののどちらかというと一本道のJRPGだったが、今作はいまどきのオープンワールドに近いシステムになっている。カチッとしたストーリーはなく、クエストを受注して未知の惑星の探索を進めてゆく感じ。もっとも序盤だからそうであるだけで、メインストーリーが進むと変わってくる可能性もあるのだけどね。

戦闘システム等々は「ゼノブレイド」を踏襲しており、前作をやっていればさほど迷うことはない。ただ、前作では戦闘中の掛け声はあくまで雰囲気要素だったのに、今作では掛け声に応じた行動を取ることで、回復やバフがかかったりする機能が増えていて、そのへんが慣れないと難しい。

世界観は違うものの、グラフィックは前作の雰囲気をそのまま持ってきており、広大な風景の見せ方が相変わらずうまい。また巨大生物が前作よりも増えてかつさらに巨大化していて、近づくとかなり圧倒される。
探索要素もかなりありそうで、クリアまでにはかなり時間がかかりそう。

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フォーリング・ダウン

3月 19th, 2025 by PureJyam

「フォーリング・ダウン」 1993
監督ジョエル・シュマッカー、主演マイケル・ダグラス、ロバート・デュヴァルのサスペンス。監督のシュマッカーは、有名どころだと「セント・エルモス・ファイアー」や「バットマン フォーエヴァー」などを撮っているが、残念ながら未見。
渋滞に苛立ち、エアコンの不調に苛立ち、両替を拒む店主に苛立ち、絡んでくるチンピラに苛立ち、男はゆっくりと狂いはじめる。ただ娘に誕生日プレゼントを渡したいだけなのに・・・
パッケージを見ただけだと、テロリストかなんかが暴れるもっとアクションよりの映画かと思っていたが、全然違った。何をするかわからない得体の知れない存在となった男が、ただひたすら娘の元に向かおうとするだけの話なのである。しかし、それが結構怖い。別れた元妻は電話で来ないでくれと懇願するが、男は聞く耳を持たない。果たして男は娘の元に辿り着いてしまうののか、それとも警察によって阻止されるのか。
警察側に今日付けで退職する予定の刑事を配しているのもよい。複数の騒ぎをいち早く結び付けて一人の男を炙り出すが、周囲は余計なことするな状態でまともに取り合わないのが、もどかしさを生んで、サスペンスの盛り上げに一役買っている。
マイケル・ダグラスが演じる狂気を内に孕んだ平凡そうなサラリーマンがとてもいい感じ。刑事役のロバート・デュヴァルは最近見たような気がすると思ったら、「ゴッドファーザー」にで出た人だった。
サスペンス物ではあるものの、ブラックコメディとして見られなくもないかもしれない。微妙にコーエン兄弟の「ファーゴ」を思い起こさせる。まぁ監督がどういう方向性を意識していたのかはわからないのだけどね。

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Redmi Pad SE 8.7

3月 15th, 2025 by PureJyam

先日出たでかい方のiPadは、まぁまだ買い替えなくてもいいかなと思っているのだが、ここにきて小さいやつが欲しくなった。ようするに持ち運びに便利な8インチくらいのタブレットが欲しいのである。
そうすると最初に思いつくのは、iPad miniなのだが、いかんせん値段が高い。
最新の第7世代は8万くらいするし、中古の第6世代でも5万はする。毎日外へ持ち出すというわけでもないので、さすがにコスパが悪すぎる。

この手のタブレットは低価格なものがわりとあるのだが、何というかまぁ価格相応な程度のものしかないのだよね。大体が中華メーカー製だが日本メーカーにこだわるのなら、アイリスオーヤマとかアイワとかが出している。とはいえあまり評判はよくなくて、どうしても日本語サポートが欲しいという条件でもなければ選択する意味もなさそう。

というわけで、低価格タブレットの中でもまぁまぁ許容できそうなのは、タイトルに上げたシャオミのやつ。突出した機能があるわけでもないが、1万7千円くらいなので動けばラッキー程度には期待できそう。
ただ、あとから考えて思いついたのだけど、AmazonのFireHD8でもいいんじゃないかという。ただ通常時の値段は1万8千円なので、セール中にいくらくらいまで下がるか次第というところ。これが1万2,3千円くらいまで下がれば買いなのだけどね。

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ゲーム雑感その31

3月 13th, 2025 by PureJyam

「DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH」の発売日が6/26であると発表された。まだ3ヶ月あると考えると結構長い。今年はあまりやりたいと思うゲームの発売予定がなくて、期待できるのはこれくらいなのかなぁ。「Grand Theft Auto VI」は多分秋頃だろうけど、発売したらすぐやりたいというほどでもないのだよねぇ。

Switchで来週の3/20に発売される予定の「ゼノブレイドクロス」は買う予定。デススト2までの3ヶ月を埋めるにはちょっと足りない気もするが、1ヶ月くらいは持つでしょう。ただ、Switchといえば、4/2にSwitch2の詳細発表があるので、そこで何らかの新作も発表される可能性は高い。ここで「ドラゴンクエストⅫ」が来たら激熱なのだが、果たしてどうなるだろうか。
「ドラゴンクエストⅫ」はこなくても、「ドラゴンクエストⅠ&Ⅱ」の方は来るかもしれない。ただ、こっちはもうあまり期待してなくて、しばらくして安くなってからでもいいかなぁという感じなんだよねぇ。

5/30の「ELDEN RING NIGHTREIGN」は今のところスルー予定。ソロプレイがなんとかなりそうだったら考えるというところ。でもあまり期待できそうにない。

前にやっていた「シチズン・スリーパー」は終盤にきて、ちょっと作業をこなすだけの展開になってしまったのでそこでやめてしまった。マルチエンディングの一つは見たので、まぁいいかなという。

ゼルダの伝説 時のオカリナ」は中断中。コントローラーには慣れたものの、やはりゲーム自体が古いので、どうしてもやりたくなるという感じでもないのだなぁ。まぁ気が向いたらまたやるだろうけど。


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東京物語

3月 10th, 2025 by PureJyam

「東京物語」 1953
監督は小津安二郎。主演は笠智衆、原節子。一つの家族を描くというわけなので、ジャンルとしてはホームドラマに入るのかもしれないが、さすがにそんな安っぽい感じではない。
尾道の老夫婦が東京に住む息子、娘の元に赴くが、2人とも自分たちの仕事が忙しくなかなか両親の相手ができなかった。
初小津である。黒澤監督作品はそれこそ中学生のときから見ているが、それは「七人の侍」とか「用心棒」といったアクション系のものがあったからだ。対して小津安二郎監督というと、有名ではあるがどちらかというと今作のような家族物が多く、自分の趣味と全く合っていなかったのだよね。
じゃあどうして見たのかというと、まぁわたしも年を取ったということだね。中学生で小津安二郎にはまるような映画マニアでもないが、年を取るとこういう系の映画も見てみるかなと思うようになるわけだ。
最初に何を見ようか悩んだのだけど、やはり一番評価の高い今作になった。
136分の長尺だが、全く長さを感じさせない。ストーリーは単純で派手な見せ場があるわけでもなく、ただ淡々と家族の様子を描くだけなのだが、見入ってしまう。
ドラマチックな展開になりそうだなと思う場面もあるにはあるのだが、そういうところをあえてスッと外して来るところが、うまい。評価が高いのも納得である。
そして役者もみんなすごいね。特に母役の東山千栄子、そして長女役の杉村春子が抜群にうまい。うまいというかリアリティが群を抜いてる感じ、朴訥でいかにも昔のお母さん然とした東山、自己中でデリカシーのない杉村、どちらもこんな人いるよなぁと思わせる。
父役の笠智衆は当時50歳くらいのはずだが、多分70超えている役を完璧に演じていて別格。この人わたしが物心ついたときからおじいちゃん役をやっているので、もうこのイメージしかないんだよね。

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レザボア・ドッグス

3月 8th, 2025 by PureJyam

「レザボア・ドッグス」 1992
監督、脚本はクエンティン・タランティーノ。今作がハリウッドでの長編第1作である。出演は ハーヴェイ・カイテル、ティム・ロス、 スティーヴ・ブシェミ他。タランティーノも出演している。
宝石強盗のために集められた6人の悪党たち。だが計画通りにはいかず四散して命からがらアジトに逃げ帰る。最初に戻ったのはホワイト、オレンジ、ピンクの3人だけだった。そしてピンクはメンバーの中に裏切り者がいると言い始める。
開幕マドンナの「ライク・ア・ヴァージン」についてのしょうもないネタ話を熱弁しているのがタランティーノだというところが面白い。監督の十八番である意味のない会話をする男たち。だが年齢はバラバラで、どういう繋がりがあるんだろうと思っていると次のシーンで警察から逃げる車の中という。そこでもうこの映画にがっつり掴まれて、目が離せなくなってしまった。
これを若干28歳のときに撮ったというのだから、もはや天才としかいいようがない。
ほぼほぼ主人公と言ってよいホワイト役のハーヴェイ・カイテルは、「ミーン・ストリート」ではロバート・デニーロに食われて影が薄かったが、20年経ったせいかかなり貫禄が付いて百戦錬磨の悪党感が出ていていい感じ。またあちこちの映画で見かける スティーヴ・ブシェミもいい味を出している。
こうした癖のある役者の掛け合いと「パルプ・フィクション」でも見せていた時系列をずらす展開によるサスペンスの盛り上げと意外性の創出がほんとうまい。
危ない目をしたマイケル・マドセンが誘拐した警官を拷問するのだが、こんなにもおしゃれでかっこいい拷問シーンはなかなかお目にかかれない。
ちなみにタイトルのレザボアの意味は英語圏でもよくわかっていないらしい。

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iPad Air(M3) & iPad(A16)

3月 6th, 2025 by PureJyam

昨日唐突に発表された新iPad Airと新iPad。iPad AirはM3チップ搭載となり、無印iPadはA16チップになったという、まぁそれだけである。2年半ぶりの無印iPadはともかく去年の5月に出たばかりのiPad Airの高機能チップ版を同じ価格で出しているので、去年買った人は地団駄踏んでるであろう。

無印iPadの方は最低ストレージが64GBから128GBに変更されたにもかかわらず価格が据え置きなので、実質値下げとなる。ただし、Appleが最近推しているApple IntelligenceとかいうAI機能は使えないっぽい。個人的にはそんなもの使えたところで何の役にも立ちそうにないようにしか思えないのだけどね。

iPadの新機種が出るといつも悩むのは、買い替えるかどうかである。現iPad Proも6年半も使っているので、いい加減買い替えたいという欲はあるのだが、いかんせん今の状態で何の不満もないのだよね。
壊れているわけでもないし、動作が遅いとも思わないし、私の使い方ではいまだにオーバースペック気味なのである。
初代iPad miniを買ったのが2012年なので12年半も経っているのだが、今でもちゃんと起動して普通に動く。ただし、OSが古すぎてもうアプリがインストールできないのが痛い。YouTubeアプリですら入らないのだ。こうなるとさすがにもう使えないわけなので、やはりOSのアップグレードが停止されるまでは使い続けようかな。


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Canon PowerShot V1

3月 4th, 2025 by PureJyam

ちょっと前まで開催されていたCP+2025というカメラ関係のイベントで発表された高級コンデジ。もはやオワコンと化しているコンパクトデジタルカメラ分野の中で唯一息をしている高級コンデジも最近はほぼ新機種の話を聞かなくなってきていたが、Canonから久々の登場である。

SONYのZV-1Ⅱが2023年に出たが、それと同じVLOGカメラという位置づけらしい。動画撮影時で17㎜から52㎜のズームレンズということで、ZV-1Ⅱの18-50とほぼ同等なのは意識しているのだろうか。
センサーサイズが1.4型で、今まで高級コンデジに採用されていた1型よりも面積比で2倍という大型のものを載せている。
1.4型だと18.5㎜×12.3㎜というサイズなので、マイクロフォーサーズの17.3㎜×13.0㎜と縦横比が若干違うだけでほぼ同じくらいの大きさである。まぁCanonは特にマイクロフォーサーズとは関わりがないので、そっちは採用せずわざわざ1.4型という新サイズのものを開発したのだろう。

動画は4K60Pが可能で、本体に冷却ファンを搭載することで、4K30Pなら2時間以上の連続撮影ができるらしい。ただその冷却ファンのために本体のサイズが太めになってしまっているのは、しょうがないところか。

発売は4月で価格は148,500円とやはり高級なお値段。ZV-1Ⅱも12万超えてるわけだし機能から見てもそんなもんだろうね。発売されればもう少しは下がるのかな。


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エクソシスト ディレクターズカット

2月 27th, 2025 by PureJyam

「エクソシスト ディレクターズカット」 1973-2000
監督ウィリアム・フリードキン、主演はエレン・バースティン、リンダ・ブレア。ホラーというよりはオカルトスリラーといった方がしっくりくるかもしれない。
女優クリスの娘リーガンはまるで悪魔に憑かれたように人が変わってゆく。しかし現代医学ではその原因を解明できなかった。絶望したクリスはカラス神父を尋ねるのだった。
1974年の日本公開時に映画館で見ている。当時大ヒットした映画で、私が見に行きたいと言ったら、特に映画好きでもなかった母も見たいと言って一緒に日比谷まで行って見たものだ。
リンダ・ブレアの特殊メイクはなかなか凄かったが、怖がらせようと必死になるような映画ではなかったせいか当時は特に怖いという感覚はなかったし、すげー面白いという程でもなかった。
ただ、テーマ曲のマイク・オールドフィールドの「チューブラー・ベルズ」は滅茶好きになって、すぐにレコードを買ったくらいではある。
しかし、今見るとちょっと印象が変わった。メリン、カラス、クリス、リーガンの日常をちょっとした違和感を挟みつつ淡々と描き、そこから徐々にリーガンの様子がおかしくなっていくサスペンス味ある盛り上げかたが、やはりフリードキン監督のうまさを感じる。まぁ前作の「フレンチ・コネクション」でアカデミー監督賞を取ったばかりであり、乗っていた時期なのだろうね。
母のクリスにとって、娘が得体の知れないものに変貌してゆく恐ろしさをひしひしと感じているわけで、今ではどちらかというと同じ親目線で見てしまうせいか妙に共感してしまうところがあるのだよね。
オリジナル版は、映画館で2回と多分テレビでも見ているが、ディレクターズカット版は初見である。10分ほどの追加シーンがあるが、一番有名なのはリーガンがブリッジの体勢のまま階段をかけ降りてくるシーン。かなりインパクトのあるシーンなのでなんで公開時にカットしたのだろうと思ったが、どうやら補助で付けていたピアノ線が写ってしまったためカットしたらしい。ディレクターズカット版を制作した2000年にはそんなのはCGでなんとでもなるようになっていたので、復活させたのだとか。
今さらながらに驚いたのは、老いたメリン神父役のマックス・フォン・シドーが当時まだ44歳で、メイクで老け役をやっていたという事実。特典映像のメイキングを見て驚愕してしまった。ずっと役と同年代の役者さんだとばかり思っていた。

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軍用列車

2月 24th, 2025 by PureJyam

「軍用列車」 1975
監督トム・グライス。主演チャールズ・ブロンソン。
ブロンソンが主演でタイトルが「軍用列車」ときたら、どう考えてもド派手な列車強奪アクションみたいなやつを想像するのだが、まさかのミステリーである。アクションシーンもあるので、強いて言うならミステリーアクションという感じだろうか。
時代設定がよくわからないが、恐らく1800年代後半くらいの話。軍の砦でジフテリアが蔓延しその救援のための兵士たちの乗る列車で発生する不可解な殺人事件。護送のため載せられたお尋ね者のブロンソンは、調査を始めるが・・・
原題は「Breakheart Pass」で、訳すと多分「ブレークハート峠」。さすがにこれは邦題の方が合ってるかなぁ。
「ナバロンの要塞」や「荒鷲の要塞」など多くの作品が映画化されている作家アリステア・マクリーンが自ら脚本を手掛けているせいか、ストーリーはしっかりしている。殺人事件の犯人、列車が砦に向かう本当の目的、ブロンソン演じるお尋ね者の正体等、多くの謎が散りばめられていてサスペンスの盛り上げがうまい。もちろん地味な探偵物というわけでもないので、クライマックスはそこそこ派手な撃ち合いや爆破もあって、映画としての見せ場もあるんだよね。
まぁツッコミどころもなくはないが、謎はちゃんと解決されるし理不尽な展開もないので、個人的には良作という印象。
昔テレビ放映されたときは、ブロンソンの声を森山周一郎氏があてていたらしいが、ソフト化された際に聞きなれた大塚周夫氏で収録し直したとのこと。残念ながら森山版は収録されていない。

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