ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

風ノ旅ビト

3月 18th, 2012 by PureJyam

ネットの紹介記事で見たビジュアルがとっても気になったので買ってみた(^^;)
PS3用のダウンロード専用ゲームである。
それにしてもこれはすごい・・・
1200円ってことで、ボリュームがあるわけではない、初回のクリアは3時間かからなかったくらい。
でも短いとはあまり感じない。
非常な満足感というか感動みたいなもんがあるんだよね。
ゲームというよりは、上質のアニメーション映画を見たときみたいな。

この「風ノ旅ビト」はゲームといいつつも、あまりゲーム性はない。
敵と戦うわけでも、謎解きをするわけでもない。もちろんゲームオーバーもない。
かつて栄えたと思われる街の遺跡が埋もれる砂漠を旅していく。
上の写真写ってるのが主人公。マントを羽織った人のような生物。
最初はただ移動することとオーラみたいものを発することができるだけ。
このオーラは別にそれで攻撃とかするわけでなく、単に音と変なアイコンとともに円形に広がるのみ。
あと、旅の途中で見つけた光る印に近づくと、マントの後ろにマフラーみたいのが伸びてくるが、このマフラーが光っているときだけ、飛ぶことが可能。
マフラーを光らせるには、あちこちにある御札のようなものからパワーを吸収する。

この飛んでるときの浮遊感がよい。
昔、セガサターンにあった「ナイツ」というゲームに似た感じ(^^;)
まぁあまり長時間は飛べないんですけどね。
であちこちうろついているとゲートみたいなのがあって、そこをくぐると次のエリアにいける。
エリアは基本は砂漠ですが、それぞれに特色があって旅をしてる気分になれます。
とにかくビジュアルがよくて、ゲーム途中のどこのカットを見てもまるでイラストのよう。

旅の目的も遺跡の正体も何も説明されませんが、途中にちょっとしたムービーが挟まって、なんとなく壮大なバックボーンがありそうな雰囲気を漂わせてます。
どんな風にでも解釈可能なので、ゲームをする人がそれぞれの物語で解釈すればよいのでしょうね。
わたしが思うに、全体のイメージが「風の谷のナウシカ」からきてるような気がします。
砂漠とか腐海の底とか、空中を飛ぶ大きな生物とか・・・

このゲームはオンライン接続も可能で、ネットの向こうにいる誰か知らない人と旅ができるんですよね。
ただ、普通のオンラインゲームと違って、同じエリアには自分ともう1人の2人しかいません。
さらにはコミュニケーションをとる手段もありません。
一応オーラを発することで、合図みたいな感じには使えるんですが、ただそれだけなんですよね。
まぁ協力して戦ったりする必要もないゲームなので、意思疎通ができなくても困ることはないんですけど。
でも旅は道連れで、なんとなく一緒に行動しているとだんだん親近感がわいてきます(^o^)
このネット越しのパートナーはエリアごとに変わったりもするんですが、同じタイミングでゲートをくぐると次のエリアでも同じ人になるようです。
3週目のときは、途中からずっと同じ人とプレイしてそのまま一緒にクリアしたときにはなんか謎の感動を憶えました(^^;)
こういうオンラインの使い方もあるんだなー
とにかくこいつはおすすめ。

あーあと音楽もよいんだよねー
ぜひサントラを出して欲しいです。

Posted in ゲーム

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