ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

犬ヶ島(2018/8)

12月 12th, 2019 by PureJyam

よく見ると、2018/8に入ってブルーレイねた3連発といった感じになっている。なんでだかこの時期に集中しちゃったんだよね。

「犬ヶ島」
ウェス・アンダーソンの新作である。今まで紹介したのは旧作のブルーレイだったが、今作はほんとの新作。2018/3に公開だったので、見にいこうと思ったのだけど、今までと同様見に行こうと思った映画に行ったためしがないわけで、今回もブルーレイ待ちだったのだった。
日本が舞台のシュールな作品。前に紹介した「 ファンタスティック Mr Fox 」は動物が主人公のどっちかというとアニメっぽい雰囲気だった。「犬ヶ島」もまぁ主人公は犬なのだが、舞台になる日本の描写がとてもシュールでアニメというよりは、1970年代の前衛的な邦画を思わせる。
舞台が日本なので、登場する人間は日本人がほとんどで、話すのは日本語だ。なので字幕版で見ていても吹き替え版のような感じ。英語でしゃべるのは主に犬たちだったりする。しかもタイトル表示もスタッフクレジットも日本語で表示されるので、まるで邦画を見ているようだ。
音楽も「七人の侍」のテーマが流れてきたり、この監督、日本のことかなり好きなのだろうか。
お話は、ドッグ病でごみの島に追放された愛犬を探しにきた少年が島の犬たちと協力して探し出そうとするという単純といえば単純なストーリーだが、とにかくいろいろな表現がいちいち面白いので、引き込まれてしまう。やはりウェス・アンダーソンすごいなぁ。

他の作品も見てみたいのだけど、古いやつはブルーレイが出てないんだよねぇ。DVDはあるのにブルーレイ化されない。アカデミー賞取った監督の作品なんだから全作ブルーレイにしてもいいと思うんだけどねー。どうも日本でブルーレイ化される基準がよくわからん。こんなのブルーレイにする必要あんのか?みたいなのは結構あるのに、これがなんでブルーレイにならんのだというのもあったりするんだよね。

Posted in 映画

Leave a Comment

Please note: Comment moderation is enabled and may delay your comment. There is no need to resubmit your comment.