メランコリア(2019/7)
大体半年ごとくらいにやってますが、前回以降、大体2019/2~2019/7くらいまでのマンガ。
「街角イジゲン」 白井慶太
奇妙な生物のいる奇妙な町の物語。奇妙さが思いつきのネタに過ぎない。面白くないことはないが、作品を通しての一貫性がないので、続きを読みたいとは思わせない感じ。
「どろろ」 手塚治虫
アニメを見て気づいたが、実は原作を読んだことがなかった。まさに手塚マンガとしかいいようのないマンガ。
「一変世界」 明治カナ子
軽いファンタジーのように見せて実は結構ドロドロダークな内容。面白い。ダークさをギャグに包む強引さが一風変わった雰囲気を醸し出している。この人の他の作品も読みたいと思ったが、まだ読んでない。
「ぐるぐるてくてく」 帯屋ミドリ
女子校生がただ池袋の周辺を散歩する話。緩くて軽い感じが悪くない。池袋は個人的に馴染み深い場所だしね。
「世界の終わりに柴犬と」 石原雄
女子校生が終末後の世界を人語を解する柴犬と共に旅する4コマ漫画。柴犬との会話が面白い。というか旅の連れをしゃべる柴犬にしたことこそが全て。
「赫のグリモア」 A-10
人類の歴史の裏で暗躍する魔女とそれと契約した魔導書である書の魔獣の物語。というまぁありがちなストーリーだが、主人公の魔獣であるあかずきんが、粗暴でツンデレというとこが悪くない。わりとすぐに殺し合いが始まるダーク系ではあるが、ひねったとこはなく展開は王道的と言える。
「優し異世界へようこそ」 一智和智
ネットで公開していた短編マンガの寄せ集め。なので、Kindleで無料公開されてる。できれば長編にしてもらいたいと思うようなアイディアを惜しみなく短編で消費してしまうのは、もったいない気もするくらい面白い。
「剥かせて!竜ケ崎さん」 一智和智
こっちは無料マンガではなく普通の単行本。半獣の女子校生竜ケ崎さんと爬虫類の脱皮した皮が好きな遊上くんのラブコメ。つーかどういう発想したらこんなシチュエーションを思いつくのだろうか。
「メランコリア」 道満晴明
不条理で奇妙でファンタジーな短編集だが、全く無関係と思えるそのひとつひとつが根底で繋がっているという、とてつもなくわたし好みのやつ。あまりに衝撃的だったので、この作者の作品をいろいろ買ってしまう。
不条理系から下ネタ満載系までいろいろ。どれも悪くない。
「ニッケルオデオン」「 ばらいぞ」「 ヴォイニッチホテル」「よりぬき水爆さん」