ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

L.A.大捜査線/狼たちの街

5月 11th, 2020 by PureJyam

さて、長い休みも終わってしまうので、これからはブルーレイを見るペースも落ちそうなんですが、今回も2枚。

「パージ:アナーキー」 2014
近未来、全体主義統治下のアメリカで年に一度行われる犯罪合法日における出来事を描くパージシリーズの2作目。このシチュエーションならバイオレンスアクションとかサスペンスはいくらでもお話を作れそうだが、現状4作目まで作られている。1作目見てないのに2作目を買ってしまう。なんかこっちの方が面白そうだったから。
2作目では、パージに乗じて息子の仇を討とうとしていた男が、パージに巻き込まれた民間人を助けてしまったことで、危険な逃避行を強いられる。といった感じで、単なる犯罪者だけでなく反政府組織などがからんでくる。多分なのでアナーキーと付いているのだろう。
まぁ特に何も考えずにハラハラドキドキするエンタメ。とりたてて見るべきところはないが、そこそこ楽しめる。

「L.A.大捜査線/狼たちの街」 1985
「フレンチコネクション」のウィリアム・フリードキン監督のバイオレンスアクション。連邦捜査官の主人公が相棒の復讐にとらわれるあまり強引な捜査を続けいくうちにどんどん深みにはまってゆく。
いろいろ評価の分かれそうな衝撃的な展開だが、その分熱狂的な支持者もいるらしい。個人的には嫌いじゃないが、手放しでほめるほどでもないという感じ。主役の警察官コンビが今一つうまく描けてない。というか役者の力量が「フレンチコネクション」のジーン・ハックマンとロイ・シャイダーに遠く及んでいない印象。まぁ比べること自体無理なんでしょうが。特に主演の警官はある意味狂気に囚われてゆく男なのにも関わらずどうも狂気感が薄いというか単にバカで無神経で鈍感な男にしか見えないんだよねぇ。なのでなんか冷めた目で見てしまう。そのせいか途中なかなかすごいカーチェイスもあるのだが、見た目派手なわりに「フレンチコネクション」ほどの感動がない。
そういえば悪役の偽札作りのボスが「セブンシスターズ」で祖父役をやっていたウィレム・デフォーの若い頃だった。特につながりを意識して見たわけではないんですけどね。彼の狂気を孕んだ不気味な雰囲気がとてもよい。

Posted in 映画

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