ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

GHOST OF TSUSHIMA

7月 17th, 2020 by PureJyam

ホントはまだ買うつもりはなかったのだけど、「The Last of Us PartⅡ」があんまりのアレだったので、衝動的に買ってしまった。タイトルだけはもう随分と前に発表されていたものがようやくの登場という感じ。面白そうだとは思っていたものの、もうちょっと様子を見てから買うかどうか決めようとしていた。

米国産の日本を舞台にしたオープンワールドという、一歩間違えればトンデモな際物になりそうな作品だが、制作陣はかなり日本に思い入れがあるのか、日本のメーカーが作ったと言われても信じてしまいそうによく出来ている。ただ日本のメーカーが作るとすると、多分戦国時代を舞台にするだろう。仁王やSEKIROがそうだったように、その方が乱世なのでフィクションを入れやすい。モンゴルに攻められる対馬を舞台にオープンワールドを作ろうという発想自体が、ある意味日本人離れしてる気がする。まぁ「アンゴルモア元寇合戦記」ちゅう漫画もあったので、全然扱われていないわけじゃないんだけどね。

主人公は、最初の合戦でからくも生き残った境井仁という侍。彼が敵に囚われた叔父である地頭を奪還すべく対馬を駆け巡る。オープンワールドでよくある敵の拠点を潰して勢力を拡大していく系のやつだ。刀による剣戟はなかなか面白いが、SEKIROをやったあとだと、まぁこんなもんかなぁという感じ。もう少し慣れてくると感想は変わるかもしれない。

とにかく風景がきれい。なんか常に風が吹いていて落ち葉やら草が舞っているのだが、それが何とも言えない雰囲気を出していてとてもいい。作り手のセンスの良さが光る。また画面を白黒にしてフィルムノイズを載せた感じにする黒澤モードというのがあって、これがまたすごい。ホントに昔の時代劇の映画を見ているようだ。黒澤プロと掛け合って名称の許諾を得ただけのことはある。仁王2やSEKIROも美しい風景だったが、さすがに白黒モードというのはなかったものねぇ。

まぁ惜しむらくは登場人物の造形がいかにも普通っぽくて、この辺が海外スタジオらしい。日本製だと少なくとも主要登場人物はそこそこ美化するからねぇ。しかし主人公くらいはもうちょっと美男子にしてもよかったんじゃない(^^;)

Posted in ゲーム

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