ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

プラネット・テラー

2月 11th, 2022 by PureJyam

せっかくの連休なので、できるだけブルーレイを消化したい。

「プラネット・テラー」 2007
かつてのアメリカでB級映画を2本立て、3本立てで上映していた映画館をグラインドハウスと言ったらしいが、クエンティン・タランティーノとロバート・ロドリゲスが、その当時の雰囲気を再現すべく架空映画の予告とB級っぽい映画本編を合わせて作った「グラインドハウス」という映画に含まれる一編。
監督はロバート・ロドリゲス。軍が極秘に開発していた化学兵器が漏れて、感染者がゾンビのようになってしまう。主人公のチェリーはゾンビに片足をもぎ取られるも、何とか生き残り、元彼とともに失った足の代わりにマシンガンを装着し戦いに挑む。と、まぁ突っ込んだら負け感溢れる香ばしいB級テイストな映画。最初に放出されるガスの正体がよくわからず、タイトルにプラネットと付いているので、途中まで宇宙人の侵略物だと思って見ていた。
片足にマシンガンを装着した主人公だが、もちろんCGである。しかしかなり出来が良くてほんとに足がなくなったようにしか見えない。まぁ「フォレスト・ガンプ」でも失った足をCGで表現するというのは行われているので、それから10年以上あとのこの作品では、そんなに高度な技術を使ってるというわけでもないのだろうけどね。
古いB級映画の再現ということで、画質はわざと古くしてある。フィルムの傷などもあえて付けて効果を出している。しかも途中でフィルムが焼き切れて、ストーリーが飛ぶということまでやっているのはもうなんかスゲーなとしか言いようがない。
この映画の冒頭にも挿入されている予告編の「マチェーテ」は、作ったときは架空の映画の予告編だったが、評判がよくて結局3年後に実際に公開している。「マチェーテ」もそこそこぶっ飛んだ映画だったが、これよりはましだった気がする。とはいえ、ぶっ飛んだばかばかしさはそれなりに面白い。
後半、タランティーノがしょうもない悪役で出演していて、あまりの扱いに笑った。

Posted in 映画

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