ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園

5月 20th, 2022 by PureJyam

今回はブルーレイではなく、Netflixでの配信物。

「クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園」 2021
去年公開のクレしん映画である。公開時、ネットでよい評判を見て気になっていたやつ。4月にテレビでやっていたのだが、それを見損ねたのでNetflixで見てみた。
映画としては29作目。そもそもアニメが1992年に開始されて30年も続いているわけで、まさに国民的アニメになってしまった感がある。初期はわりと見ていたが、2000年を過ぎたあたりからはほぼ見ていない。映画は4作目の「ヘンダーランドの大冒険」は映画館で見た。1作目から3作目は多分テレビでみている。傑作と名高い「嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」と「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」は確かに見ているのだが、かなり前のことでいつだったかは今一つ記憶にない。ケーブルテレビだった可能性が一番高いけどね。
ということで、かなり久しぶりのクレヨンしんちゃんであるが、今作は学園ミステリー物だ。エリート校へ体験入学したしんのすけ以下いつもの面々だったが、その学園には吸血鬼が出るという噂があり、ついに風間くんがその餌食となってしまう。しんのすけたちはその謎を解こうとするが・・・
という感じ。幼稚園児を学校に体験入学させて学園ミステリーをやるという無理やりな展開がもうクレしん映画ならではだが、意外なことにちゃんとミステリーしているのだ。
一癖も二癖もある容疑者たち、意外な真犯人と動機、そして伏線やミスリードもちゃんと機能しており、そのへんの2時間サスペンス物よりずっとまともだ。
しかもそれらが全てクレヨンしんちゃんの世界観の中で行われていて違和感なく溶け込んでいる。またしんちゃんと風間くんの友情物語としても成り立っていて、クライマックスはちゃんと感動もさせてくれるのである。いやはや素晴らしい。
しんのすけの声優さんは何年か前に代わっていたのだけど、あまりに違和感がなさすぎてエンドクレジットを見るまで忘れていた。野原ひろしの方は気づいたのだけどね。

Posted in アニメ

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