ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

JM

2月 8th, 2024 by PureJyam

中古で買ったのだが、発売時期がかなり古いせいか通常のDVDケースではなく、CDサイズのケースに入っていた。今ではもう見かけないが、昔はこのサイズのやつもたまにあったのだよね。

「JM」 1995
監督はロバート・ロンゴ、出演はキアヌ・リーヴス、北野武。サイバーパンクSFである。
「ニューロマンサー」でサイバーパンクを一躍世に広めたウィリアム・ギブソンの短編「記憶屋ジョニー」をギブソン自らが脚本にしている。
脳内に埋め込まれた素子にデータを記憶させて運ぶ記憶屋であることろのキアヌ・リーヴスは、とある仕事で記憶したデータを狙うヤクザたちに追われることになる。
舞台となるのが近未来の2021年で、キアヌが記憶できる容量が160Gしかないというのが、今見るともはやネタでしかないのだけど、当時としては25年も先の未来で、160Gなんて途方もない大きさだったわけなのでしょうがないところか。
ウィリアム・ギブソンが脚本を書いているので、SFとしてのストーリーはまぁまぁ面白い。ただ、全体的に作りが安っぽくてどうにもB級臭が漂っている。
監督のロバート・ロンゴという人はアーティストで、これが初監督作品だったらしいが、Wikipedia見る限りこの映画しか撮っていないのだよね。何のアーティストなのかもよくわからないが、ところどころで面白いデザインを見せてはいるものの、全体的にチープなのだよねぇ。この4年後には公開されるキアヌの「マトリックス」と比べると、SF的センスに差がありすぎる感じ。
北野武は既に映画監督として名が売れている頃だが、ハリウッド映画としては初出演らしい。自分の映画ではおなじみのヤクザの組長役ではあるが、なんというかあまりはまっていない印象。

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