ドラゴンズドグマ2 その2
相変わらずあまりいい評判を聞かない「ドラゴンズドグマ2」だが、250万本突破とか宣伝しているので、売れてはいるようだ。ただまぁまだ悪評が広まる前の売り上げが出てきているだけとすると、これ以上の伸びは期待できそうにない。
このゲームの不便さというのは、単に不便なだけで、その先にユーザーの利益がないんだよね。ファストトラベルにしても、アイテムが高いのでしょうがなく歩いていくだし、宿屋も高いからしょうがなく野営する。マイナスが故の選択にすぎなくて、積極的に歩きたいと思わせる仕掛けも積極的に野営しようという仕掛けもない。歩いてゆくと、その途中で必ずなんらかのクエストが発生しておいしいアイテムが手に入るとか、野営するとポーンとの絆が深まってパワーアップするとか、プラス思考であえてそちらを選択するというデザインがなされてない。だから余計に不便さばかりが目立ってしまう。根本的にゲームのデザインのセンスがないのだよね。
最近一番非難されているのが竜憑きとかいうイベントで、これは宿屋とか自宅に泊まるとたまにメインポーンが突然発狂して、その街のNPCを皆殺しにしてしまうというもので、あまりに意味が分からな過ぎてプレーヤーを恐怖のどん底に叩き落している。NPCが殺されてしまうため、その街で受けていたクエスト等がそこでストップしてしまうし、物を買うこともできなくなる。で、それだけなのである。そにれよってポーンが覚醒してレベルアップするとか、貴重なアイテムが手に入るとか、プレーヤーへの恩恵が全くない。ただ突然NPCが死んでにっちもさっちもいかなくなるだけという。本当に意味がわからない。
現在わたしも、その竜憑きにあって、首都のNPCが全員死んでしまったため、そこでのクエストが中断中である。話によるとゲーム内で何日か経つと復活するということなので、しょうがなく別な街に移動し、そっちでクエストを続けている。ほんとに復活するのかどうかはまだわからない。というか復活しなかったらゲームとして終わっているだろ。
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