ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

東京クロノス

12月 21st, 2019 by PureJyam

過去編が全然進まないというのに、また現在ネタ。こりゃもう今年中には終わらんねぇ(-_-;)
久しぶりのPSVRゲーム。せっかく買ったのだから活用しないとね。さてこれはVRにもかかわらずテキストアドベンチャーである。まぁこのゲームが出ていたことは知っていたが、VRでテキストアドベンチャー?というところにどうもひっかかってスルーしていた。イメージ的にあまりVR向きって感じゃないしねぇ。
なぜ買ったかというと、VRゲームを数多く評価している個人ブログでやたらと絶賛されていたからだ。このゲームのキャラデザインをしているLAMという人のイラストは前から好きで、Tumblrのフォローとかしているのでこのゲームに関わっていることは知っていたが、前述の理由でゲーム自体は特に気にもしていなかったわけだが、絶賛されているほどだったらちょっとやってみたいなと。で、Amazon見たら2000円そこそこの値段だったため買ってしまった。

確かにテキストアドベンチャーである。シュタゲとかそういうやつと同じ系ね。背景絵の前にそのシーンの登場人物がレイヤーで表示され、セリフは画面下部に表示、ものによってはフルボイスが付く。それをVRでどうするのかと思ったが、ようするにそのままストレートに、背景を360度対応の画像にして人物はその中に3Dモデルとして配置するのだ。
しかし、たったそれだけにもかかわらず印象は大分違う。やはり没入感が桁違いだ。視点が登場人物の中の一人に固定されているのもあるが、まさに物語の中にいるという感覚が際立っている。移動できるわけでもないし、3Dモデルもフルモーションで動くわけではないが、やはり2Dの絵を画面で見ているのとは大分違う。なかなか面白いVRの使い方だなぁと感心した。

ストーリーはミステリーで、渋谷駅を中心とした謎の閉鎖空間に閉じ込められた8人の幼馴染の高校生たちが、その中にいるという殺人犯を探すという感じ。基本的には1本道なのでゲームというよりはストーリーを楽しむ系のやつですね。もちろん選択によってバッドエンドもたくさん用意されているが、全て分かりやすいので本筋を見失うほどのものはない。細かく見ればいろいろ突っ込みどころはありますが、よくできた脚本でしょう。

ただ、ストーリーの構成上後半回想シーンが多くなって見せ方が単調になってしまってるのと、どうもロードが多いというのが気になるポイント。回想シーンは影絵のようの演出で現実とは区別されるのだが、やはりもうちょっと工夫がほしかったところ。

でもフルプライスだったら微妙だけど、買った値段分くらいは 十分楽しめましたのでね。よかったです。こういうVRがもうちょっと増えると面白い。
オープニングの見せ方も秀逸でしたね。あれだけでも見る価値ありです。

Posted in ゲーム

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