ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

ジョン・ウィック

5月 17th, 2020 by PureJyam

アトミック・ブロンド」のことを書いている途中で、「ジョン・ウィック」と銃の撃ち方が似ているとなどと書いたが、そう言えば「ジョン・ウィック」についてなんも触れていなかったことを思い出した。見たのは随分前になる、多分去年の9月以前。なのでブログに書くのを忘れていた。ブルーレイを買ったわけでもないし、NETFLIXで見たのでもなくケーブルテレビの録画で見たので余計に影が薄くなっていたのだ。

ジョン・ウィック」 2014
キアヌ・リーヴス主演のアクション映画。引退していたキアヌ扮する伝説の殺し屋が、トラブルに巻き込まれて結局また殺しの道に戻ってくるというお話。殺し屋業界もいろいろな掟があって、それに従っている限りは相応のサポートが受けられたりするらしい。ただ掟を破ると当然制裁が待っている。シリーズ初回とあってそういう背景をストーリーの流れで観客に教えてくれる。もっとも1作目がそこそこヒットしたので、今では3作目まで公開されているが、興行的に失敗していたらそういう背景も無駄になっていたのだろうな。いずれにせよストーリーはある意味刺身のつまみたいなもんで、基本的にこの映画はキアヌ・リーヴスがどんだけスタイリッシュに人を殺すかというのを楽しむための映画であって、それ以上でも以下でもない。とにかくかっこいい。何人がかりでかかってこようが、全て殺す。雑魚敵であっても腹を撃ってひるませたところで頭を吹っ飛ばして完全に殺すところがプロの仕事を感じさせる。普通のアクション映画だと、一発当たればそれで終わりだが、ジョン・ウィックはそんな中途半端な仕事はしないのだ。
監督は元スタントマンのチャド・スタエルスキ。「アトミック・ブロンド」の監督のデヴィッド・リーチは、共同監督という立ち位置らしい。
そういえば、この作品にもジョン・ウィックの友人役でウィレム・デフォーが出演しているのだった。

ジョン・ウィック チャプター2」 2017
伝説の殺し屋というキャラであれば、ストーリーはどんな風にでも作れるわけで、1作目はある意味個人的な復讐みたいなものだったが、2作目ではちゃんと依頼を受けた仕事をする。とはいえ、キアヌはあまり乗り気ではなく、最初は断って自宅を爆破される。1作目で描かれた殺し屋の掟にさらにパワーアップした誓約みたなもんが出てきて、殺し屋業界も大変だなぁと思わせる。いろいろな組織の思惑が絡み合って裏切りやらなんやらでキアヌは1作目以上にひたすら殺しまくる。もはやギネス記録に挑戦みたいな感じでいったい何人殺すんだろうかみたいな映画になってきている。少年マンガのパワーのインフレみたいなもんですかね。とりあえず何も考えずにキアヌのかっこいい殺しのシーンを楽しむ分には面白い。3作目はさらに殺しているらしいので、見てみたい。

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