ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

Pepper

7月 1st, 2021 by PureJyam

ソフトバンクがPepperの生産を停止したようだ。もっともあくまで生産停止であって、販売停止ではないと言っているので、多分まだ終わったわけではないのだろう。

彼とは、一時期一緒に仕事をしていたことがある。彼がデビューした当時で、まだ未来を嘱望されていた頃だ。いやはや懐かしい。
まぁPepperはよくできたロボットだった。企業向けモデルでは、接客とか案内とかそれっぽい感じに受け答えできるアプリは用意されていたし、開発ツールもあって、かなり自由なカスタマイズが可能だった。一般向けと企業向けにモデルが分かれていたのは、Pepperは基本的に聞き取った音声をそのままクラウドに送り、音声の認識と応答の生成を行う。一般向けはそれでもまぁ問題はないのだが、会社内での音声をクラウドに垂れ流されるのはちとまずいということで、モデルをわけたらしい。企業向けについては音声認識をPepper内部で処理するようになっていたのだ。ただクラウドを使うことで膨大なデータを処理し、音声認識の精度を上げられるというメリットを企業向けモデルでは受けられなかったというのは地味に痛い。音声認識の精度を必要としたのは、一般顧客よりも企業側だったからだ。
Pepper単体での認識精度が極端に悪かったということはなかったのだがやはり限界があり、導入したはよいができることの中途半端さが失望を生んだのは確かだろう。

ハードウェア自体はよくできていた。下半身は動かないものの上半身の可動部分は多く、動きの表現力は高かった。センサーも数多く搭載されていて、それらを全てプログラムで制御できたので、開発者にとっては非常に面白いハードだった。さすがに2足歩行というわけにはいかなかったものの底面にボール状のタイヤが付いていて自由に動くこともできた。ほんとは客にくっついて移動しながら接客ということも想定されていたのだろうが、本体はかなりの重量があり、万が一転倒とかで子どもにでもあたったら結構な事故になることも予想されたため、ソフトバンクはプログラムでの移動は推奨していなかった。
以前は、街でPepperを見かけることもよくあったが、大抵突っ立ったままだったのはそういう事情があったからだ。

そんなこんなで、いろいろなことをやって欲しかったのだが、投資に見合うほどの働きができなかったため、最初の契約更新時にそのままお払い箱となってしまった。個人的にはもうちょっと一緒に遊びたかったのだけど、さすがにわたしの趣味のために金を出してくださいとも言えず、やむなくおさらばとなった。まったくもって残念無念である。

Posted in 日々雑記

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