ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

2021年秋アニメ総括

1月 22nd, 2022 by PureJyam

去年の秋アニメですが、完走が4作となかなか悪くはなかった。録画していたやつを全部見たのは久しぶりな気がする。

無職転生
2021年の冬アニメとして放映されていたものの続き。2期というよりは、単に1クール分やったあとに間が空いてしまったような感じ。多分制作の都合なのだろう。
1クール目で、魔力災害に巻き込まれて魔大陸に飛ばされてしまったルーデウスとエリスがそこで出会ったスペルド族のルイジェルドともに故郷へ帰るまでのストーリーとなる。
相変わらず緻密な描写と丁寧な演出で、見ていて安心できる。ただ構成面で冗長な部分と性急な部分とがごっちゃになっていてなんとなく収まりがよくない印象を受ける。やはり原作が長編であるためその中のどの部分までを2クールに収めるかというところでかなり難しい選択があるのだろう。最終話を見る限り続きをやる気満々という感じだが、やるとすると1年後とか2年後なのかな。

逆転世界ノ電池少女
異世界の別な日本からの侵略でマンガやアニメのサブカルチャーが弾圧された世界で、それらを取り戻そうとしている秘密結社が「ガランドール」と呼ばれるSDロボで戦うコメディ。原作があるわけではなくオリジナルアニメらしい。オタクネタとオーバーアクション満載だが、主人公が借金を背負った訳ありホストというのが他ではみない感じ。ギャグが面白いというわけでもないので、いつか切ろうと思って見ていたが、何故か最後まで見てしまった。なんでだろう。

takt op.Destiny
スマホゲームの宣伝アニメ。いわゆるメディアミックスで、ゲームの前日譚という位置づけらしい。が、悪くない。音楽に引き寄せられそれを破壊するD2と呼ばれる、隕石から生じた化け物。それに対抗すべく生み出されたムジカートという生体兵器の少女と彼女を指揮するコンダクターの物語。ムジカートはそれぞれクラシックのタイトルがつけられており、主人公はベートーベンの「運命」である。ソシャゲは今までも戦艦だのなんだのいろいろ擬人化してきているが、とうとうクラッシックまで擬人化してしまった。まぁ数はそこそこ多いし、物語も組み込み安いので、ある意味なんで今まで出てなかったのかという気もしないでもない。
まぁストーリー自体はいろいろ説明不足で突っ込みどころも多いが、わりとよくまとまっている。戦闘シーンの作画もかなり力が入っているし、登場人物の設定も面白い。シリアスな物語と、ムジカートとそれを指揮することになった主人公のとぼけたやり取りとの混ざり具合がうまい。キャラクターデザインがわたしの好きなLAM氏であるのがさらによいのだけどね。

色づく世界の明日から
そもそも2018年の秋に放送されたものの再放送なので、厳密に言うとここで扱うのも変なのだけど、今回が初見なのでしょうがない。
魔法が普通にある世界。2078年の女子高生瞳美は、魔法使いだが魔法を嫌っており、また色をみることができないということで、心を閉ざしていた。しかしある日同じく魔法使いである祖母に60年前の2018年の世界に送られてしまう。そしてまだ女子高生だった祖母と出会い、いろいろなことが変わってゆく。
魔法要素はあるものの基本的には青春ラブストーリーである。60年前の高校に編入した瞳美はそこでいろいろな人に出会い、友情と恋を育む。そして自分自身の問題に向き合ってゆくことになる。
描き方によってはドロドロになりそうな話をその一歩手前で抑えている感じが個人的には好み。心を閉ざしがちな瞳美とやたらと元気で明るい60年前の祖母の取り合わせがうまい。
タイトルと上に乗せたキービジュアルには記憶があるのだが、どうして録画していなったのかについては憶えていない。多分あらすじを見て、食指が動かなかったのだろう。最近は内容にかかわらず極力録画するようにしているが、3年前は多少取捨選択していたせいだな。

今期は「ルパン三世バート6」に期待していたのだが、1話の前半でギブアップ。演出も脚本も全く趣味に合わなかった。唯一押井守の脚本回のみ見たが、それはわりと面白かったけどね。いかにも押井守っぽい。ただ脚本の癖の強さを演出が生かせていない感じ。できれば本人の演出で見たかった気はする。
サクガン」というのは最初は面白そうだったのに、3話からなんか脚本と演出がおかしくなったので、脱落。描きたいことはわかるが、その世界で登場人物がほんとにそういう行動を取るのかというのは、やはりよくよく吟味しなければならなのではないだろうか。

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