ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

荒野のダッチワイフ

12月 28th, 2025 by PureJyam

「荒野のダッチワイフ」 1967
監督、脚本大和屋竺。港雄一主演。大和屋お得意のエロ映画に擬態した殺し屋映画である。国内ではDVDが出ているが既に絶版でプレミアムが付いてる状況なのだが、何故か北米でリストアされたブルーレイが新発売されたので買ってしまった。。
殺し屋ショウは自分の恋人を殺したナイフ使いのコウと再会し、対決することになる。
まぁよくあるといえばよくある展開なのだけど、今まで見た大和屋作品の中では凝った筋立てで、多分そのせいで北米界隈でもカルト映画的扱いなのではとも思う。
主演の港雄一は同じく大和屋脚本の「裸の銃弾」や当時のピンク映画を中心に出演していたようだが、2019年に亡くなっている。
タイトルは以前見た「処女ゲバゲバ」系の特に意味のないものなのかと思いきや、今作ではストーリーとリンクしたものになっている。また以前買ったシナリオ集「大和屋竺ダイナマイト傑作選」のタイトルとしても使われている。
あまり詳しく書いてしまうとネタバレになってしまうため書けないが、この手の展開の夢と現実が混沌としてゆく感じが好みではある。
主人公の宿敵であるナイフ使いのコウは、後年テレビドラマ等で悪役として活躍した若き日の山本昌平が演じていて、いかにもナイフを使いそうな雰囲気がなかなかかっこよい。

Posted in 映画

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