ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

けいおん

12月 29th, 2012 by PureJyam

というわけで、映画「けいおん!」を見た。
24日にテレビでやってたからね(^^;)
映画館に見に行ったりブルーレイを買うほどのファンではないのでテレビ放映待ちだったわけだが、ようやく見れた。

まぁなんというか、もう「けいおん」の映画ですねとしかいいようのないくらい、「けいおん」でしたね。
そもそも「けいおん」はドラマティックな展開を全てそぎ落とすことによって、理想的世界を提示しているアニメだとわたしは思ってる。
普通、女子高の軽音部のバンドが主人公というのなら、ドラマティックな展開はいろいろ考えられる。
バンド内部の対立、教師との対立、親との対立、進学問題、恋愛関係、友人関係等々、やろうと思えばドロドロの展開にもできるわけだが、「けいおん」はその全てをすっぱり切り捨ててる。
唯一、第一期の11話においてのみ、律と澪のドロドロが表面に出てきてしまったが、あの回は「けいおん」の中ではかなり浮いた感が否めない。
とにかく、基本何の対立もないというのが、正しい「けいおん」なのではなかろうか。
映画の冒頭であたかもそういう部分をパロってるかのようなとこがあったのが一番おもしろかった。

現実にはいろいろあるのは、誰でもわかりきったことなので、あえて何ら対立のない「けいおん」の世界に浸るのも悪くはない。
にしても、これだけドラマティックなシチュエーションを切り捨てているにもかかわらず、ひどく現実離れしてなく見せるというのもある意味すごい。
しかもそこそこ感動させてもくれるんだからねぇ。
まぁアニメだからというのもあるのかもしれないけど・・・
さすがに実写でやったら、そらぞらしすぎてだめだろうなぁ(^^;)

Posted in お気に入り, アニメ, 映画

3 Responses

  1. はーふあろー

    はーい、原作漫画もアニメBDも全巻持っててりっちゃん大好きなオレ様のお通りですよ。
    そうだね、けいおん!はヌルイ世界にどっぷりと浸る、それが正しい鑑賞方法だね。あじま先生が”空虚だ”と言ったような。
    原作者はバンド経験者だから、もっとリアルな音楽的ネタや描写を盛り込もうと思えばできただろう(さわこ先生のSGを売るあたりでその辺が垣間見える)が、掲載紙の読者層を意識してそーゆー方面は切り捨てたのかも知れない。
    そう言えば、実写なら以前、TMAのネタAVを見たけど、けっこう楽しめた。もっともドラマとしてではなく、あくまでパロディとしての面白さだが。でも唯(劇中ではちょっと名前が違います)役の女優さんにはとりあえず8点くらい差し上げたい。

  2. PureJyam

    全巻持ってましたか。さすがっす(^^;)
    あまり音楽方面にマニアックにされても素人にはわからんもんねぇ。
    TMAは唯、澪はともかくとして、律は殴りたくなったけど・・・

  3. はーふあろー

    そのAVだけでなくコスプレでも、なぜかりっちゃんは残念キャストになりがち(-Д-)

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