ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

巨神兵東京に現る

5月 12th, 2012 by PureJyam

「風の谷のナウシカ」に出てきた巨神兵のフィギュアが発売されるんだとか。
7月に東京都現代美術館で開催される「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」という展示会で売るらしい。
いやぁ欲しいですねぇ(^^;)

それにしてもデザインがなんともエヴァっぽい。
まぁそもそもエヴァの監督の庵野秀明がナウシカの巨神兵登場のシーンを作画していたというのは有名な話なわけで、似ていても不思議はない。
でも、原作の巨神兵ってどっちかとういともっとロボットくさいんだよね。
どうして映画では巨大生物風になってしまったのか考えてみたけど、やはりストーリーをああいう感じにまとめたせいなのだろうなと・・・

ナウシカの原作はかなり複雑な設定で、トルメキア、土鬼、辺境諸国それぞれの対立やトルメキア、土鬼内部のごたごた等が入り乱れていてそこそこ深い。
それを映画にするにあたって、土鬼やお家騒動を取っ払い、単純にトルメキア対ペジテと巻き込まれる風の谷という構図だけを残した。
それらを結ぶのが発掘された巨神兵なのだが、原作では秘石というのが巨神兵を動かすキーになっている。
ペジテから持ち出されたのはあくまでその秘石であって、巨神兵はペジテにあるわけだ。
しかし、ぞれだと巨神兵の登場するタイミングがない。
なので、巨神兵そのものがペジテから持ち出されたとした方が、巨神兵が風の谷に移動する理由ができるので都合がよい。
で、持ち出されるためには巨神兵は最初は小さくてそれが大きく育っていくという生物的な形態である方が説得力があることになる。
さらにラストで巨神兵が登場するものの、まだ成長しきれてなくて腐って死んでしまうとなれば、巨神兵が復活したあとのめんどくさい事柄がそれで消滅してしまい、あまり説明しなくて済む。

ということで、巨神兵の形状が変更になったのだろうと推測してみた(^^;)
それにしても、あのストーリーのまとめ方はうまい。
まぁ原作者が脚本書いてるので、遠慮なく枝葉末節を落とせたからだろうな。
もし別な人間が脚本書いてたらあそこまで大胆にまとめられなかっただろうと思われる。

この巨神兵は展示会で上映される短編映画に出てくるもののミニチュアらしいが、その短編映画の映像が昨日テレビで放映された「風の谷のナウシカ」の終了後にちょっとだけでた。
映像自体は大したことないけど、ちょっと気になったのは、
企画 庵野秀明
監督 樋口真嗣
巨神兵 宮崎駿
というクレジット。
「巨神兵 宮崎駿」って・・・着ぐるみでも着るんだろうか(^^;)

Posted in アニメ, コミック

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