ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

CODE VEIN

7月 14th, 2021 by PureJyam

2019年発売のゲームなので、もう2年前のものだ。当時体験版をやってみて悪くないなぁと思いつつも、フルプライスで買うほどでもないと思い、ずっと保留にしてた。先日のSTEAMのセールで、DLC込みで3000円を切っていたので、ようやく買ってみたわけだ。

一応ソウルライクな死にゲーという位置づけではある。仁王とかと同じく、ダークソウルシリーズに影響を受けた系のゲームということだ。仁王シリーズは和風テイストな味付けだが、これはアニメ風に舵を切っている。ストーリーはともかく全体の雰囲気にダークなところはない。ダークソウルシリーズのストーリーはまぁあってないようなものだが、こちらは吸血鬼を主人公にして、アニメにありそうな設定をふんだんに取り入れて、それっぽい物語を構築している。ただ主人公を取り巻く登場人物たちにはそれぞれちゃんと物語が用意されているのに、主人公については結局お前誰やねん状態のまま終わるのが、ちょっと消化不良気味。

ダークソウルの篝火にあたるヤドリギというものがあり、死ぬとそれまでにとったソウルならぬヘイズというのがその場に落ちて、最後に休息したヤドリギで復活する。そのあたりはほぼダークソウルと同じだ。かなりシステムが異なるのは、レベルアップ部分である。ダークソウルのように細かなパラメータごとにアップするのではなく、単にレベルが上がるだけなので、体力のみ上げるなどと微調整はできない。じゃあ近距離系とか遠距離系とか脳筋系とか魔法系とかはどうやって違いを出すのかというと、ブラッドコードという吸血鬼の血液型を変えるとこで行う。いわば職業のようなものだ。これを変えると使える武器が変わったり練血という特技が変わったりする。これはまぁ面白いシステムでいつでも変更可能なのである。なので、ボスによって変更して戦い方を変えるというようなことができる。このあたりはダークソウルよりも柔軟性があるだろう。序盤は使えるコードが限られているが最終的には30種類以上のコードが使えるようになる。そうは言っても全て固定のパラメータ設定なので、あとちょっと重い武器を持ちたいというようなときにはコード自体を別なものに変える必要があるため、一長一短といったところか。
このコードと武器と練血の組み合わせで、戦い方のパターンが変えられるので、そのあたりにはまると面白いかもしれない。個人的には面倒くさいので、使うコードはいくつかに固定してたけどね。

さて、じゃあ死にゲーかというと、そうとも言えるしそうでないとも言える。このゲームでは、同行者というNPCを連れて行くことができて、少なくとも同行者と一緒にいる分にはわりとぬるいゲームとなる。NPCにもよるが、かなり強いのだ。仁王でもミッションによっては同行者が付くことがあるが、NPCの強さはさほどでもないように調整されている。がこのゲームでは、ほっとけばNPCだけで複数の敵を倒してくれるくらい強い。なので、同行者がいればほぼ死ぬことはない。ボスは強弱の差が激しいので、同行者がいると瞬殺の場合もあるし、同行者がいても歯が立たないという場合もあるけどね。
で、一人で行動することにすると、ダークソウル並みに緊張感があるゲームとなる。ただ、どういうわけか各マップに1か所くらい、近づくだけで敵がわんさか湧いて出てくるポイントがあって、ここはどう考えても一人でこなすのが厳しい。同行者がいる前提で設定されているとしか思えないのだ。これさえなければ、とりあえず一人で探索しつつ、ダークソウル並みの死にゲーを味わうことが可能だ。最初はそれでやってたのだけど、何度か敵沸きポイントで嬲り殺しにされたらもう面倒になって、同行者連れて行ってたけどね(-_-;)

アクションについては、わたしがあまりうまくないのでなんとも評価できないが、ところどころ理不尽な部分もあって、ダークソウルほどには洗練されていない印象。あと、通常攻撃とか吸血攻撃とかを使分けるのが煩雑で、最後までよく理解できなかった。仁王でもいろいろなギミックがあって面倒だったけど、やはりアクションはダークソウルくらいシンプルなのがよいね。いろいろあっても使いこなせない・・・

ひとつ解せないのはデザインである。キャラクリエイトはわりと細かくできてかわいい女の子も作れるのだけど、通常の探索では写真のようなマスクを常にしていて顔が見えないんだよね。なんでそんな設定にしたのか。一部の区域だけマスクとか、探索のときはマスクなしでも大丈夫とか、設定しだいでなんとでもなったろうに。マスクしてた方がカッコイイとかいう厨二的発想なんだろうか?
まぁPC版なので、modを入れれば消せることは消せるんだけど、ほんと謎。

面白いか面白くなかったかで言うと、まぁ面白かった方。ただ仁王2のように何周もするほどかというと、そうでもない。エンディングが何種類かあるということなので、周回する必要があるようだが、どうするかはちと微妙。

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