ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

ブルース・ブラザース

9月 26th, 2021 by PureJyam

関連性は全くないとしか思えない2本。

「ブルース・ブラザース」 1980
はるか昔からタイトルだけは知っていたやつ。ジョン・ベルーシとダン・エイクロイド主演のミュージカル・アクション・コメディ?監督は、ジョン・ランディス。マイケル・ジャクソンのスリラーのPV撮った人だね。ただこのあとの「トワイライト・ゾーン」の撮影中の事故でヴィック・モローが亡くなったことで、その後はあまり作品で注目されることはなくなった気がする。
自分たちの育った孤児院?が税金払えなくて閉じられることを知った兄弟が、再びバンドを組んで金を稼ごうとするが、それをきっかけに大騒動を巻き起こすとになる。といったお話。
やはりこの二人のキャラが素晴らしい。ステージはほんとに魅力的。ストーリーはいわゆるエスカレート系コメディで、話がどんどん大きくなってき、ちょっとした交通違反から2人は大量のパトカーに追われることになる。しまいには軍隊まで出てきて大騒ぎみたいな感じ。ほとんどギャグマンガだが、これを実写でやれるのがハリウッドなんだなぁと。ちょいちょいみんなで歌うミュージカルシーンが出てきてミュージカルではあるんだけど、大量パトカーとのチェイスはかなりのアクションで、まさにクロスジャンルな映画。
有名ミュージシャンがカメオ出演していて、楽器店の店長役でレイ・チャールズが出てきたのはちょっと笑った。もっとも顔のわかるミュージシャンがレイ・チャールズくらいしかいなかったんだけどね。
あと、ミュージシャンではないが、ジョン・ベルーシを狙うヤンデレ女がキャリー・フィッシャーだったのもツボ。
ジョン・ベル―シとダン・エイクロイドのコンビは、「1941」でも登場していたが、やはりこの二人は音楽あってこそと言う感じ。まぁあっちは作品そのものの出来の問題もあるのかもしれないけどね。

「虎影」 2015
蠱毒 ミートボールマシン」か今一つだったとか書いていながら、また西村喜廣監督の作品。なんでかというと、あっちを見る前に買ったやつだから(^^;)
全二作と比べて、一般向けの映画。斎藤工主演の忍者物である。なので、残虐描写も流血も控え目。
くノ一と恋に落ち、抜け忍となった虎影こと斎藤は、隠し財宝を巡る争いに巻き込まれ忍者の里長に息子を人質に捕られてしまい、妻と共に再び忍者として働くことになってしまう。と、こんなストーリーであればまぁシリアス系なのかなと思いきや、わりとしょうもないギャグを挟んできて、かつそれがあまり面白くない。
前々作の 「東京残酷警察」とそのあとの2作の印象が変わったのは、どうも監督のギャグセンスとの波長が合ってないせいなのかと気づいた。
「東京残酷警察」を面白く感じたのは、そこそこシリアス展開で、ギャグが少なかったせいなんだなと。 なかったわけではなく、トンデモCMとかギャグ要素はあったものの、センスがよかったんだよね。それが、特に 「蠱毒 ミートボールマシン」 ではシリアスではなく完全にギャグに振り切っていたため、本来の監督のギャグが全開になってその波長が自分と合わなかったので、今一つという評価になってしまったと。
そもそも極端なグロテスク描写自体が、ほぼギャグとして見られるので、あえてあからさまなギャグ要素を入れる必要はないんじゃないかと思うんだけど、そのへんが多分波長の合わないとこなんだろう。
ただ、この作品は一般向けでグロテスク描写をあまり入れられなかったというところで、別途ギャグを入れたかったのかもしれない。ただ、いまどきうんこで笑うのは小学校低学年までだろう・・・

Posted in 映画

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