ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ

4月 2nd, 2024 by PureJyam

ガルパンの継続高校の元ネタという話を聞いて見たいなぁと思っていたやつ。古い映画でブルーレイはなく、DVDを中古で買おうかと考えたが、AmazonPrimeに普通にあったので、そっちを見た。

「レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ」 1990
フィンランド・スウェーデンの共同制作ということで、まぁあまりなじみのない北欧映画である。監督はアキ・カウリスマキ。出演はフィンランドの「スリーピー・スリーパーズ」というバンドらしい。監督の名前は恐らく継続高校のアキの元なのだろう。
シベリアの田舎のバンドであるレニングラード・カウボーイズがアメリカいけば売れるかもねという言葉を信じてアメリカに渡り、そこからさらにメキシコに向かって旅をするという話である。
とはいえ、ストーリーはもうそれしかなく、旅の途中のドラマチックな展開とかもあるわけではない。そもそもセリフも必要最低限の会話だけで、メンバーの多くは一言も喋らないのだ。なんともシュールな映画ではある。特にバンドメンバーが全員ものすごいリーゼントヘアでかつそれと同じくらいにとんがったブーツを履いているというのがそれだけでシュール感がすごい。
開幕わたしの好きな「ポーリュシカ・ポーレ」を演奏するので、ちょっとテンション上がった。その後も継続高校のテーマである「サッキヤルヴェン・ポルカ」やらアメリカの行く先々に合わせてロックやカントリーを演奏する。音楽+ロードムービー+コメディというと「ブルース・ブラザース」を連想するが、テンションが天と地ほど違うのが、アメリカと北欧の違いなのかという感じ。
1人だけ毛皮のコートを着てバンドの上がりでいい物を食べているマネージャーがいい味を出していて好き。手放しに面白いとは言えないのだが、なんともとぼけた雰囲気は悪くない。

Posted in 映画

Leave a Comment

Please note: Comment moderation is enabled and may delay your comment. There is no need to resubmit your comment.