ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

真昼の用心棒

5月 29th, 2025 by PureJyam

「真昼の用心棒」 1966
監督ルチオ・フルチ、主演フランコ・ネロのマカロニウェスタン。Wikipediaによればフランコ・ネロは同年に以前見た「続荒野の用心棒」と「殺しのテクニック」、その他計7本の映画に出演している。
放浪の途中砂金取りをしていたトムはすぐに村へ帰れという手紙を受け取り村へ向かう。しかし兄の牧場はスコットという実力者の物になっていた。
ルチオ・フルチ監督ではあるが、初期の作品ということもあってあまりルチオ・フルチらしさは見られず、えぐい残虐シーンとかはない。唯一鞭を使った決闘シーンはそれっぽいが、血がどばどばみたいな感じではないのだよね。印象としては少し地味ないつものマカロニウェスタンという感じ。
若干謎めいたストーリー展開なのだが、あまり謎が強調されないので、先が気になるというところまでいかないのが惜しい。
酒場でピアノを弾いたり、棺桶を作ったりしている正体不明の中国人のおやじがいい味を出しているので、もうちょい出番あげてもよかった気がする。
原題は「Le colt cantarono la morte e fu… tempo di massacro」で、直訳だと「コルトが歌いそして虐殺の時間」と、ちょっとかっこいいが、邦題はどうしてこうなった系のやつ。まぁ日本公開が「続荒野の用心棒」のあとなので、推して知るべし。

Posted in 映画

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