キングダムカム・デリバランス その2

軽い気持ちで始めたらはまってしまった。リアル指向RPGということでいろいろ面倒臭いゲームであるにもかかわらず、抜け出せなくなっていた。
写真はこの物語の主人公ヘンリー君である。前にも書いたが、ただの村の鍛冶屋の息子なので序盤はホントに何もできない。野盗と戦えばすぐ死ぬし、狩りに行っても矢があたらない。しかもすぐに腹が減る。そうこのゲームはリアル指向なので食べないと空腹になるし寝ないと朦朧としてくるのである。
まぁ食べ物は、ところどころに鍋が置いてあってそこから勝手に食べられるので、金がなくても何とかなるにはなるが、寝るところは宿屋か居候している家に戻るしかないので、時間を見つつ計画的に移動しないと森の中で夜を迎えて体力を消耗してしまうというようなことになりがち。
さらにファストトラベルも曲者で、町とかは一度行けばファストトラベルポイントが解放されてすぐに行けるようにはなるのだが、他のゲームでありがちな瞬間移動ではなくマップ上を早回しで実際に移動して行くというタイプなので、必ずしも移動が完了するとは限らず途中でトラブルが発生することがよくある。つまり野盗や敵と遭遇するとそこでファストトラベルは中断してしまうのだ。逃げることも可能だが、失敗すると戦闘になる。戦闘は相手が複数人いたらまず勝てないので、そういうときは金を出して見逃してもらうしかない。全く世知辛い世界だ。
最悪なのは、セーブするのにアイテムが必要なこと。一応終了するときにセーブできるのだけど、それだといちいちゲームを起動し直さないといけないので、面倒なのだ。セーブアイテムは店買いするか錬金術で自分で作るかなのだが、結構な値段なので買い占めて大量にストックすることはできないし、錬金術で作るにしてもかなり面倒な手順が必要なためこちらも大量生産には向いてない。なので気軽にセーブできないのがつらい。セーブタイミングを見誤るとかなりの時間分巻き戻されてがっくりということになる。
まぁ上げればきりがないほど面倒な要素ばかりなのに、何故かやってしまうのだよなぁ。
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