2月 26th, 2022 by PureJyam
いやぁ待ちに待った「ELDEN RING」がついに発売されました。一度延期はされたものの無事発売されてほんとよかった。 先週からやっている「Horizon Forbidden West 」がまだまだ序盤なのにもかかわらず、いったん保留です。あれはあれでやたらと面白いので、心残りではありますが、あっちを終わらせるまではとても待てないですしね。 フロムソフトウェアがオープンワールドをどのように作るのかとても興味ありましたが、結局のところ「ダークソウル」シリーズでエリアごとに区切られていたものを一つのマップ上に展開した感じという一番わかりやすい形に落ち着いてました。いわゆる普通のオープンワールドゲームにはなってませんね。メインクエストやサブクエストがあるわけでもなく、「王となれ」とかいういつものよくわからない目的のみが示されて、ひたすら敵と戦うのみです。まぁいつものフロムゲーです(^^;) 実質的には「ダークソウル4」と言ってもいいでしょうね。システムもほぼそのままですし。もちろんいろいろな新要素も足されていますが、「SEKIRO」や「BloodBone」との違いほどのものはありません。 ただまぁなんといっても面白いです。時間を忘れます。強敵との対決はまさにフロムの真骨頂という感じ。オープンマップになって進行ルートがきっちり決まってないのもわくわく感を増加させていて、新要素である馬で走り回るだけで面白い。
PS5版なので、グラフィックは当然きれいですが「Horizon Forbidden West」を見た後だとちょっと微妙。あっちの方が圧倒的にきれいです。しかし、風景としてのインパクトは「ELDEN RING」の方が格段にすごい。描いている世界自体が違うのでしょうがないのですけど、鳥肌たちます。ただ、いつものことですが、人間の描写がいまひとつ。わざとやってるのかもしれないですが、どうも人形くささが抜けませんね。PS3の頃からあまり進化してない印象。
さてまだまだ序盤で、この先どうなるのかさっぱりわかりませんが、何と言ってもダクソの正当進化なゲームなわけで、まぁボスがくそ強いです。そのせいもあってなかなか進まない・・
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2月 24th, 2022 by PureJyam
ここのところ割と順調にブルーレイの未見が捌けている気がする。今回は珍しく時代劇ではない邦画。
「裏切りの季節」 1966 分類の難しい映画である。公開当時はR18だったので、まぁエロ映画といえば確かにそういうシーンも多いのでそうなのかもしれないが、それがメインというわけでもないのだよね。 ベトナムから帰国した戦場カメラマンの中谷はその写真で有名になるが、やがて現地で死んだはずの友人カメラマン長谷川の影に怯えるようになる。そして・・ というような感じで、わりとサスペンスチックな筋立てだ。こう書くとあまりエロ要素はなさそうだが、主人公の中谷は帰国後友人の恋人を無理やり寝取ることをしており、その恋人がらみでSM的な濡れ場がそこそこ描かれている。 なんで、これを買ったのかというと、監督、脚本の大和屋竺に興味があったからだ。大和屋は監督というより脚本を多く書いており、アニメの脚本もそこそこ担当していた。 わたしが特に気に入っている「ルパン三世」1stシリーズの2話「魔術師と呼ばれた男」の脚本も彼の担当だったのだ。で、まぁその人の初監督作品ということだったので、興味を惹かれたというわけ。この回は演出の妙もあるのだが、やはり脚本がうまいと思っていて、大和屋という人がずっと気になっていた。 説明をかなり端折った描写でいろいろわかりづらい映画だが、全体を俯瞰すると全てに整合性が取れていて、ちゃんとまとまっている。そこのあたりはやはり脚本はうまい。ただ予算がなかったのか、いろいろとチープな部分もあり自主制作映画のような雰囲気なのはしょうがないところか。
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2月 22nd, 2022 by PureJyam
「パンズ・ラビリンス」 2006 「パシフィック・リム 」のギレルモ・デル・トロが監督。メキシコ・スペイン・アメリカの合作である。内戦が終わった直後のスペインが舞台なので、スペイン語の映画だ。 いやぁ、なんともすごい映画だった。そもそも冒頭のカットから既に不穏な空気を孕んでいて、ずっと緊張しながら見ていた。 スペイン内戦で父を失い、母がフランコ側の大尉と再婚することになって山の中の駐屯地に引き移ってきたオフェリアという少女。彼女はそこでパンという妖精に出会う。彼の話ではオフェリアはもともとは地底の王国の王女であり、3つの試練を乗り越えればそこに帰ることができると言う。彼女は一人その試練に立ち向かうのだが・・ こういう風に書くとまさにファンタジー映画である。しかし、見方によってはそのファンタジー部分は全て少女の妄想であったという解釈も成り立つのだ。少女は大人ばかりの駐屯地で孤独な存在であり、身重の母は体調がすぐれず臥せっている。そして新しい父は厳格で冷酷であり少女のことなど眼中にもない。そんな中本好きな少女が自分を慰めるために妄想を巡らしているという風にも取れるわけだ。 この映画は完全にその解釈を見る側に委ねている。ラストを不完全に描くことでその結末を観客に委ねるという映画は山ほどあるが、この映画ではきっちり描いていた上で、さらにどちらの解釈を取るのかを観客に迫る。ファンタジーな解釈を取ればハッピーエンド。現実的な解釈を取ればバッドエンド。まさに究極の選択である。 しかもファンタジーな要素を単なる妄想では片付けられないという解釈もありうるような風に描写しているのもうまい。とにかく感情を揺さぶられる映画だった。めちゃ泣いてしまった。 オフェリアは地下の王国で幸せになったと思いたい。
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2月 19th, 2022 by PureJyam
前作の「Horizon Zero Dawn 」をやったのは、もう5年くらい前だ。その後DLCもやっているのだけど、何も書いてないのでたぶんブログの休止中だったのだろう。 舞台は文明崩壊の1000年後。地上には機械の獣が跋扈し、人間はいくつかの部族に分かれて原始的な狩猟生活をしている。主人公のアーロイは自らの出生の秘密を探るうち世界崩壊の真実にたどり着く。 というのが前作のストーリーだが、今作の主人公も同じくアーロイで、ストーリーも前作のDLCのすぐあとから始まる形になっており、完全な続編である。今作ではアーロイは世界を管理するAIのバックアップデータを求めて、禁断の地となっている西の世界へ赴くことになる。
システムはほぼ前作と同じような感じ。もっともまだ始めたばかりなのでどのへんが変わったかよくわからないしかつ前作のシステムもあまり記憶にないので、同じかどうかもわからないんだけどね。 ストーリーもうろ覚えで、やりながらそういえばそんな話だったっけという状態。前作の登場人物がいろいろ話かけてくるものの、主人公以外はほぼ記憶にないので、誰だこいつとしか思えない。やる前に前作をもう一度やっておくべきだったか。 PS4だった前作もかなりグラフィックがきれいだったが、PS5になってさらに美しく緻密である。特に人物の描写がすごいね。 ゲーム自体はオープンワールドで、前作と同様機械獣を狩りつつ物語が進んでゆく感じ。面白さは変わってない。
唯一の問題は、来週には「エルデンリング」が来てしまうということだ。1週間では到底終わらないわけで、この大作の被りはかなり痛い。まぁ結局のところあっちが本命なので、できることろまで進めてから当分保留状態になるだろうね。同時進行というのは多分厳しいだろうし。
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2月 17th, 2022 by PureJyam
「羊たちの沈黙」 1991 原作はもう何度も読み返したくらい好きな作品。映画も素晴らしい出来だった。以前に一度見ているが、それがテレビ放映時だったか、ケーブルテレビでの配信だったかは記憶にない。いずれにせよかなり前であることは確かだ。ブルーレイがずっと品切れ状態だったが、最近見たら復活していたので、買ってみた。 主演はジョディ・フォスターとアンソニー・ホプキンス。監督はジョナサン・デミだが、この作品以外のものはよく知らない。 FBIの実習生であるクラリスはある猟奇連続殺人の捜査の手伝いで、精神病院にいる殺人鬼レクター博士の元を訪れる。数度の訪問のうちやがてレクターは彼女に犯人を示唆するが・・ 原作はかなり密度の濃い物語である。それを2時間という上映時間にまとめた脚本が秀逸。さすがアカデミー脚本賞を取っただけのことはある。ストーリーの枝葉の刈込方の手際がよい。 まぁ脚本賞だけでなく、作品、監督、主演男優、主演女優の計5部門で受賞しているわけで、ほんと名作である。レクター博士を演じたアンソニー・ホプキンスがすごすぎる。穏やかで知的な雰囲気を漂わせつつも何のためらいもなく人を殺す。小説の描写でもかなりの存在感なのだが、それを完璧に演じ切っている。特に収容施設から逃亡するシーンは秀逸。このあたりの描写は映画の方が実際に映像で見せるというインパクトがあってよい。 ホプキンスは続編の「ハンニバル」でも同じ役で出ていた。ジョディ・フォスターはジュリアン・ムーアに代わってたけどね。続編はケーブルテレビで見ているが、ブルーレイを買うかどうかは微妙。これは原作がそうなってしまっているのだけど、なんかレクターの人気が出たせいか、レクター博士がまるで超人のような存在で描かれていて、なんかちょっと本作とは毛色の違うものになっちゃってるんだよね。つまらなくはなかったのだけど。
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2月 14th, 2022 by PureJyam
随分前に「NrealLight 」というのが、KDDIから発売されたはずなのだけど、結局あまり話題もにならなかったせいか、実際にどんなもんなのかというのはいまだによくわかっていない。 まぁあまり気合を入れて調べようともしてないんだけどね。で、今度その下位機種っぽいやつが発売になるらしい。 「NrealLight」は6DOF対応のちゃんとしたARデバイスっぽかったが、今回発売される「NrealAir」は3DOFで、あくまで映像を表示するだけのものらしい。エプソンが出した「MOVERIO 」と同じようなコンセプトのようだ。
確か「MOVERIO」はバカ高かったが、この「NrealAir」は約40,000円とかなり安め。OculusQuestよりは高いのだけど、この大きさと軽さを考えると、その価値はあるんじゃなかろうか。 ただ、こいつも「MOVERIO」と同様に対応スマホが限定されているのが、難点。一応別売のコントローラーもあるようだけど、それだといろいろ制限があるとかで、やはりちゃんと使うなら対応スマホが欲しいところ。
ただ、この手のやつは飛行機とか列車で長時間移動するときには便利そうなのだけど、家で使うのなら別にOculusQuestでもさほど困らないんだよね。 物欲は刺激されるものの、じゃあ実際使うのかと問われると、いやぁそれほどでも・・という感じになってしまうのだな。
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2月 13th, 2022 by PureJyam
「ニンジャバットマン」 2018 前から気になってたが、最近安くなっていたので買ってみた。とはいえ、さほどこのDCコミックス関連の知識はないので、すごくみたかったというわけでもない。 バットマンのアニメであるがアメリカ製ではなく、なぜか日本アニメなのである。このあたりの事情がよくわからない。制作は神風動画で監督は知らない人。Wikkipediaによれば神風動画の代表らしい。 バットマンとジョーカーたちヴィランが、ゴリラ?の作った機械で何故か日本の戦国時代に送られてしまい、そこでの戦いを描く。 そもそも敵をよく知らんのよね。映画のバットマンを見ているので、ジョーカーとツーフェイスとペンギンくらいは知っているが、ゴリラは誰?という感じ。 アニメとしてはアクションも盛り上げ方も悪くなくて、エンタメとしての出来はよい。声もちゃんとした声優さんたちが熱演しているしね。 城が合体して巨大ロボになるという展開はさすがにどうなのという感じはしたが、脚本は「キルラキル」の中島かずきということで、破綻しているわけではない。アニメならではと言えばまぁぎりぎりってところか。 絵のタッチはあまり日本アニメっぽくなくて、その辺はやはりアメリカでの展開がメインということで考えているのかね。アメリカ人は忍者好きだしね。
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2月 11th, 2022 by PureJyam
せっかくの連休なので、できるだけブルーレイを消化したい。
「プラネット・テラー」 2007 かつてのアメリカでB級映画を2本立て、3本立てで上映していた映画館をグラインドハウスと言ったらしいが、クエンティン・タランティーノとロバート・ロドリゲスが、その当時の雰囲気を再現すべく架空映画の予告とB級っぽい映画本編を合わせて作った「グラインドハウス」という映画に含まれる一編。 監督はロバート・ロドリゲス。軍が極秘に開発していた化学兵器が漏れて、感染者がゾンビのようになってしまう。主人公のチェリーはゾンビに片足をもぎ取られるも、何とか生き残り、元彼とともに失った足の代わりにマシンガンを装着し戦いに挑む。と、まぁ突っ込んだら負け感溢れる香ばしいB級テイストな映画。最初に放出されるガスの正体がよくわからず、タイトルにプラネットと付いているので、途中まで宇宙人の侵略物だと思って見ていた。 片足にマシンガンを装着した主人公だが、もちろんCGである。しかしかなり出来が良くてほんとに足がなくなったようにしか見えない。まぁ「フォレスト・ガンプ」でも失った足をCGで表現するというのは行われているので、それから10年以上あとのこの作品では、そんなに高度な技術を使ってるというわけでもないのだろうけどね。 古いB級映画の再現ということで、画質はわざと古くしてある。フィルムの傷などもあえて付けて効果を出している。しかも途中でフィルムが焼き切れて、ストーリーが飛ぶということまでやっているのはもうなんかスゲーなとしか言いようがない。 この映画の冒頭にも挿入されている予告編の「マチェーテ」は、作ったときは架空の映画の予告編だったが、評判がよくて結局3年後に実際に公開している。「マチェーテ」もそこそこぶっ飛んだ映画だったが、これよりはましだった気がする。とはいえ、ぶっ飛んだばかばかしさはそれなりに面白い。 後半、タランティーノがしょうもない悪役で出演していて、あまりの扱いに笑った。
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2月 10th, 2022 by PureJyam
VIDEO
ちょっとネタ切れで、間が空きガチになってますが、ちょうどNintendoDirectが配信されたので、ここぞとばかりに上げることにします。 とはいえ、一番興味深いゼルダ新作の情報はなし。果たして今年中に発売されるのかどうか。恐らく来年だろうな(- -;) 移植とかリメイクのゲームが多かったですね。「クロノクロス」は昔からよく耳にするもののやったことはなくて、ちょっと気になります。
Wii SportsがSwitchに移植?されるらしいので、これはちょっと面白そう。Wiiではかなり遊んだんですよねぇ。テニスとかゴルフをよくやりました。ジョイコンでの操作は「スカイウォードソード」ではちょっと微妙な感じがありましたが、Sports系ではどうなんでしょう。なんか近々にオンラインテストプレイがあるようなので、ちょっと試してみますか。
あと、Nintendo Switch Onlineに「MOTHER」と「MOTHER2」が追加されますねぇ。この2つはファミコンでやった記憶はあるんですが、その内容はほぼ忘れてます。特異な世界観のRPGということは憶えてますが、どんなストーリーだったっけという感じ。またやってみようかな。
そういえば、「ゼノブレイド3」も出るようです。まだ2もやっていないので、やるとしたらそっちが先かなと思ってますが、3が9月らしいので、いっそカタログチケットを買ってしまえばどちらも安く手に入るかなぁと。もっとも1をやったときもカタログチケットで1,2を買おうと思っていながら、結局、2は見送っているわけで、うーん・・どうしたもんかな。
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2月 5th, 2022 by PureJyam
先月末から公開になった「地球外少年少女 」をNETFLIXでようやく鑑賞。あの「電脳コイル 」の磯監督の新作ということで、期待していましたが、まぁさすがというべきか。とてもよかった。 「電脳コイル」では2007年という段階で、ARを主題にしたSFを描いていましたが、今作ではタイトルからもわかる通り、宇宙が舞台。 宇宙ステーションでのこじんまりとした物語かと思っていたら、地球規模の危機が迫るわりと大がかりなお話になってました。そしてどちらかというと、宇宙テーマというよりはAIがテーマですね。
昔、ジェームズ・P・ホーガンの「未来の二つの顔」という傑作AISFがありましたが、テーマとしては似通っているものの、今作の方がより深く描いているという感じでしょうか。まぁ「未来の二つの顔」も40年くらい前の作品で、40年経っても実際のAIの進化は全然なくて、いまだにSFのテーマにしかならないというのもなんだかあまり夢のない話ではあります。
ただ、やはり全6話ということで、ちょっと詰め込みすぎ感は否めませんね。せめてもワンクール分くらいあればもう少し背景とか人物とかの描写を深められたのかとも思います。 いや、しかしここ数年では断トツのSFアニメではあります。多分そんなに話題になりそうな気もしないですが、できれば多くの人に見てもらいたいものです。
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