ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

サイバーパンク2077 その7

10月 28th, 2023 by PureJyam

ようやくDLCを終了。DLC部分だけだと大体30時間くらいだろうか。かなりのボリュームだった。もっとも有料で4,300円もするわけだからこのくらいのやりごたえがないと逆に肩透かしになってしまうものね。で、感想だが、以下ネタバレありで書くことにする。

物語は新エリアとなるドッグタウンに大統領専用機が墜落するところから始まる。そのまま「ニューヨーク1997」のような展開になるのかと思ったが、メインのミッションは大統領救出の途中で行方不明となる大統領付きのネットランナーであるソングバードを探すというものだ。
関連するサブクエも10以上追加されており、また武器やスキルの追加もあるということで、やりごたえはかなりあった。

DLC自体に4種のエンディングがあり、またそのうち2つに関連して本編のエンディングも1つ増えている。この追加された本編エンディングが秀逸で、なかなかスパイスが効いている。
このエンディングを見るためには、DLCのエンディングで主人公らしかぬ選択をする必要があるのだ。まぁそうするとご褒美として政府機関で頭の中のチップを取り除いてくれる。
自分の命は助かるので、めでたしめでたしなわけだが、その代償としてクロームが使えなくなってしまうのである。ようするに何の強化もできないので一般人化してしまうということだ。主人公らしからぬ選択をしたわけだから、このあとはモブとして生きろということなのだな。で、最後は雑踏の中に飲まれていくという何とも世知辛いエンディング。
ナイトシティに生きる奴はデイビッド・マルティネスを見習えという制作側からのメッセージですな。

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狭霧の國

10月 26th, 2023 by PureJyam

「狭霧の國」 2019
短編特撮怪獣人形劇である。監督は佐藤大介、登場する怪獣の造形は村瀬継蔵。特撮人形劇というところに興味を覚えて買ったのだが、まさか30分の短編とは思わなかった。
造形の村瀬氏は1950年代から特撮映画の着ぐるみの造形をしていた人らしい。モスラや、マタンゴ、ガメラなど有名どころに多く関わっている。やはり造形畑の佐藤監督がレジェンドを引っ張りだして、往年の特撮怪獣映画を自主制作したという感じか。
明治時代、九州の山の村に久しぶりに帰った青年は蔵に幽閉された盲目の少女と出会う。彼女は山の湖に住む怪獣と心を通わせていた。
怪獣の制作費はクラウドファンディングで集めたらしいが、まぁ潤沢な資金があったわけではないのだろうからどうしてもチープさはあるものの、見せ方のセンスは感じる。
また下手に人間を使わず人形劇にしたことで、チープさが味わい深さに変わっているので、良い選択だったと思う。
素晴らしい怪獣の造形をした村瀬氏は既に88歳だがまだ現役で、総監督をした特撮映画が来年公開されるという。いやすごいね。

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ラストナイト・イン・ソーホー

10月 24th, 2023 by PureJyam

「ラストナイト・イン・ソーホー」 2021
監督は「べイビー・ドライバー」のエドガー・ライト。主演はトーマンシン・マッケンジー、アニャ・テイラー=ジョイ。ジャンルはサイコロジカル・ホラー。驚かせ系のホラーではなくじわじわと心理的に追い詰めていく感じのホラーである。
デザイナーを夢見るエリーはファッション学校への入学を機に田舎からロンドンに出てくる。ルームメイトと合わなくて寮を出たエリーは老婦人の家に下宿することになるが、そこで1960年代に生きるサンディという歌手を目指す同年代の少女の夢を見るのだった。
ひねりのあるストーリーはとてもよくて、久しぶりにやられた感が強い。エドガー・ライトの演出はやはりわたしとはあまり波長が合ってなくて、ときおり退屈を感じてしまうのは「ベイビー・ドライバー」のときと同じだった。1960年代の世界の雰囲気はかなりいい感じなのだが、全体的にホラーテイストが薄くてあまり怖くはないのだよね。一番怖くしなきゃいけないクライマックスで主人公の恐怖が今一つ伝わってこないところが残念。
ストーリーが秀逸なだけに、もっと怖くできた気はする。
1960年代に出てくるサンディ役のアニャ・テイラー=ジョイが滅茶可愛いかった。この前やっていたスーパーマリオの映画でピーチ姫の声をあてていたらしい。

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Google Pixel 8

10月 20th, 2023 by PureJyam

Pixel 7」から1年ということで、順当に「Pixel 8」が出た。「Pixel 7a」が5月だったので、「Pixel 6a」から「Pixel 7」までの間隔よりは少し空いた感じ。
このシリーズも番号を重ねるごとに値段が上がっていっていて、ついに11万越えである。iPhone15は12万を越えているので、それよりはちょっとましだが、こっちを買うくらいならiPhoneの方がよい気がする。
まぁはっきり言ってどちらも旧機種から何がよくなったのか比較表を見ない限りわからない程度のバージョンアップで、個人的にはどちらにも10万以上は払いたくない。

Pixelシリーズは高スペックなわりに、まぁさほど高くはないというのが売りだったはずだが、普通に高いだけの機種になってしまって面白みも何もないよね。しかもデザインは相変わらず安っぽい。まだiPhoneの方が高級感がある。

SOCがTesor G3になってAI機能がいろいろ強化されたようだが、それって一般人に対してのアピールポイントになるのだろうか。写真に写った人の顔を差し替えるみたいなデモをやっていたが、うーんなんだかなぁ。それってもう写真を撮るという行為そのものを否定してないか?
シャッターを押したそのときの表情が残るからこその写真であって、それを都合よく差し替えるのなら、もう最初からAIで全部作ってくれよと思うわ。

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ゆるキャン△ SEASON3

10月 17th, 2023 by PureJyam

既に1年前に予告されていた「ゆるキャン△」の3期のティザーPVが公開された。やはり放映は来年のようだ。
PVみながら、どうもしまりんの顔のデザインが変わっているなぁと思い調べたところ、どうやら制作会社が変更になったらしい。監督、脚本、キャラデザ等は当然変わるが、PVを見る限り声優と音楽は続投のようなので、パッと見の雰囲気はあまり変化ない。ただ、キャラデザが原作よりになったことで、1,2期で唯一原作から遠かったしまりんのイメージ変更が目立つ感じだ。
わたしのような原作既読勢はさほど違和感ないのだが、アニメしか見ていないという人たちにとってはどう見えるのだろう。

アニメのシリーズ途中で制作会社が変更になることはままある話だが、大抵はあまり良い方向にいかないことが多いので、果たしてどうなることやら。「ゆるキャン△」のアニメ版の好評は京極監督の手腕によるところが大きかったので、監督変更がどっちに転ぶか興味深い。

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エレクション

10月 14th, 2023 by PureJyam

「エレクション」 2005
ジョニー・トー監督の香港ノワール。主演はレオン・カーフェイ、サイモン・ヤム。原題は「黒社会」で、中国でのヤクザ組織をそう呼ぶ。「エレクション」は英語タイトルそのままで意味は選挙ということで、内容をそのまま表現している。
香港の最大組織ではその会長を幹部の選挙によって選出していた。今回の候補はロクとディー。そして上の信頼厚いロクが選ばれるが、武闘派ディーはそれを拒み組織は一触即発の危機に陥るのだった。
まぁどの国のヤクザ映画も大体皆やってることは似たり寄ったりで、やはり裏社会というのは人間の本性のぶつかり合いということで、万国共通なのだろうな。
会長になる証である「竜頭棍」が代々受け継がれているというのが、なんとも中国っぽい。単純にそれの奪い合いに終始する感じなのかなとも思ったが、決着がついた後の描写もかなり長く、単なるアクション物には終わっていない。なんとも人間の黒さを見せつけてくれるラストである。
前に見たやはりジョニー・トーの「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」とわりとキャストが被っていて、見たとこある顔が混じっているなぁと思いつつ観ていた。あっちではかなり銃撃戦をメインにしていたが、今作では銃は出てこず、牛刀のような刃物での戦いになっていて、これは多分香港返還前と返還後の時代設定によるのかなぁと解釈した。調べたけど両作の時代がいつなのかというのがわからなかったので、そこはなんとも言えないところではあるのだけどね。

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ガールズ&パンツァー最終章第4話

10月 11th, 2023 by PureJyam

3話から2年6ヵ月、1話からだとほぼ6年、ようやく4話が公開とあいなった。もはやネタではなく公開スパンが長くなる一方で、次は3年後なのだろうか?
ガルパンはあまりにも待ち過ぎて、BD発売までさらに待つというのが耐えられないため、ちゃんと劇場で見ることにしている。大体いつも平日の朝イチの回で見るのだが、まぁその割に人は入っているのだよね。やはりコアなファンが多いのだろう。

3話で劇的な引きで終わったため、4話は気になって仕方なかった。冒頭あんこうチーム撃破シーンからの開始でそのまま尺のほとんどは継続高校との準決勝である。2、3話のジャングル戦とはうって変わっての雪山戦で、主力を失った大洗チームは戦巧者のミカに翻弄される。
シリーズを通してずっと戦いの中心にいたあんこうチームが序盤で退場しているので、主人公チームのセリフがほとんどないという特異な回。その分他チームの活躍が協調された気がする。
また、雪山を滑らせることで、戦車戦にも関わらず異次元のスピードでの戦いを見せていて、このシーンはすごい。現実で戦車があのスピードで移動することはあり得ないので、まさにガルパンならでは演出と言える。
それと、ガルパンのよいとこは、味方を引き立たせるために敵を貶めることがないところなんだよね。強い敵はちゃんと強いし賢い。下手な脚本家が関わると強いはずの敵が何故か間抜けに立ち回るということを始めたがるのでね。そういうのがないのが安心できる。

後半の後半で、準決勝のもう一つの戦いである、黒森峰vs聖グロリアーナ戦の結果も描かれる。ここの勝者をどうするのか非常に気になっていたが、まさかの伏兵登場で3話に引き続きびっくり。なるほど決勝はそうなりますか。
3話では終わりに4話の特報が流れたが、今回はなし。そうなると逆に早いのだろうか。
残り2話で決勝戦ということは尺としては映画版よりちょい短いくらいの長さになるわけで、もしかすると5,6話は同時公開ということも考えられなくもないのかもしれない。

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2023年秋アニメインプレッション

10月 9th, 2023 by PureJyam

秋アニメの季節となった。夏は5本も録画していたわけだが、いまのところ全部1話しか見ていないのはなんだかなぁという感じ。そして、今期は30本近く録画し始めたにも関わらず、残ったのは1本である。

葬送のフリーレン
アニメ化の話を聞いたのは去年で、春にPVが公開されて割りと期待していた。原作マンガはとてつもなく良い出来で、今まで読んだマンガの中でも5本の指に入るほどのものなので、アニメになってどうなるかはかなり気になっていたのだよね。
とりあえず、監督が「ぼっち・ざ・ろっく」の人ということであまり心配はしていなかったのだが、期待に違わず素晴らしい完成度だった。初回スペシャルということで、金曜ロードショー枠で一気に4話分を放送するくらい日テレが力をいれているらしく、予算は潤沢なのだろう。絵は美しく動きもよい。また音楽もよいのだよね。
原作がよいのだからアニメ化してもそんなに悪くはならないだろうと普通は思うが、今まで原作を台無しにしてきたアニメは数多いわけで、そんな中でこれほど原作の雰囲気を生かしつつよりよくアニメ化した手腕はさすがとしかいいようがない。やはり斎藤圭一郎監督はかなり有能な人のようだ。

それにしても、今期1話を最後まで見られたのが1本だけというのはさみしい限り。もっともたくさん録画しても全話見るのはまれなので、これだというのが1本あればその方がよいのかもしれない。

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ゲーム雑感その23

10月 6th, 2023 by PureJyam

「サイバーパンク2077」の話ばかり続いてもなんなので、少し別なやつ。「ニーアレプリカント」である。前に書いた通りPSPlusのゲームカタログに入ったので、「サイバーパンク2077」がうまく動かなかったときにダウンロードしてみたわけだ。

そもそもは2010年に発売されたもののバージョンアップ版である。「ニーアオートマタ」は続編という位置づけになるわけだ。なので、時系列としては逆に辿っているために、前日譚をプレイしているという感覚になる。
ただ、「ニーアオートマタ」は未来的SFだったがこちらはファンタジー風で、直接的な繋がりは今のところあまり感じない。もしかするとこのあとの展開でだんだん近づいていくのかもしれないが、序盤ではまだ関連は薄い。唯一「ニーアオートマタ」でも出てきた登場人物が登場してくるところが、ああ同じ世界なのだなと思わせてくれる。

しかし、元が10年以上前のゲームということもあって、クエストがあまりにも露骨にお使いクエストすぎるのがなんともなんだよねぇ。あれを集めろ、これを届けろ、みたいなものばかりやらされるのは結構つらい。しかも序盤だからなのかファストトラベルが使えないので、フィールド上をいったり来たりで、プレイ時間の半分以上は移動時間のような気がする。これから少しは変わっていくのだろうか。

で、また「サイバーパンク2077」に戻るが、パッチが公開された。2.01である。これで大丈夫になるかと期待して入れてみたのだが、結局落ちた。30分くらいはプレイできたのでよしいけるぞと思ったらやっぱり落ちてしまいがっかり。当面サブ機依存は終らせられないようだ。

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サイバーパンク2077 その6

10月 3rd, 2023 by PureJyam

いやぁ、引っ張るねぇ。ここのところこれにかかりっきりで、ブルーレイを見れなくてつらい。まぁそもそも「ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON」を始めてからなので、1ヵ月以上ご無沙汰なのだけどね。
でだ、パッチを待つのもよいが、やはりもう少しあがきたい。ということで、2年ほど前にWindows11をインストールしてそのまま放置していたサブ機にバトンタッチである。
CPUはもう6年も前に買ったCorei5-7600だが、そこにGTX1060を乗っければそこそこ行けるだろうという判断だ。システム要件的にはいささか厳しいが多少グラフィックの質を落とせば多分大丈夫。

結果から言うと、全く問題なしに動いている。1時間くらいやったが、クラッシュする気配はない。素晴らしい。だがしかし、そうなると、Ryzenとの相性が悪いということになるのだろうか。あるいはマザーボードか、チップセットか。とはいえ、前回やったときは、既にRyzenを使っていたはずなので、今更かよとしかいいようがないのだけどね。
いずれにせよ、この環境でしばらく使ってみるしかなさそうだ。どうせ使っていなかったサブ機なので、丁度良い使い道が見つかったわけで、それにはそれでよかった。

こうなると、またIntel環境に戻そうかなぁ。Ryzenの方がコスパがよいので、次もRyzenにしようと思っていたのだけど、こういうことがあると、ちょっと躊躇う感じ。もっともサイバーパンク2077だけの話なので、他の問題は今のところないのだよね。うーむ。

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