ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

イカリエ-XB1

2月 26th, 2023 by PureJyam

「イカリエ-XB1」 1963
共産国時代のチェコスロバキア製SFである。監督も出演者も全く知らないし、他の監督作や出演作もわからない。まぁ共産圏の古い映画ということで、そもそも日本語での情報がないのである。原作はスタニスワフ・レムの「マゼラン星雲」ということらしいが、それも読んだことはない。
2163年、新たなる生命を求めてアルファ・ケンタウリに旅立った宇宙船イカリエXB-1号の波乱の旅を描く。
派手なドンパチがあるわけでなく、宇宙人が出てくるわけでもない非常に地味でオーソドックスな宇宙SFだ。ただまぁ制作年代を考えると悪くはない。
モノクロということもあって特撮のチープさがあまり目立たないのが幸いしているかもしれない。宇宙船内の通路などは特によい雰囲気で描写されている。
旅の途中で発見した漂流宇宙船が、20世紀に発射されたもので核爆弾を積んでいるみたいな設定は、資本主義国への皮肉を含んでいるのだろうか。

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ドント・ブリーズ

2月 25th, 2023 by PureJyam

気になっていたので、ブルーレイが出たときにすぐ買ったような気がするが、そのまま今まで放置していたという・・・

「ドント・ブリーズ」 2016
監督はフエデ・アルパレス、主演はスティーブン・ラングのサスペンススリラー。とはいえ、どちらも知らない人。
監督は2013年に「死霊のはらわた」のリメイクを撮っているようだが、残念ながらそっちは未見。
元軍人だが戦場で盲目となった老人の家に強盗に入った3人組の若者が返り討ちに合うというストーリー。聴覚に優れた盲目の相手なので、暗闇の中ではこちら側からは相手が見えないが、相手からは息をしただけで居場所を特定されてしまうから、息するなという意味を含んだタイトルである。
要約してしまうとなんか単純な話に聞こえるが、実際はもうちょっと込み入っている。侵入者側の視点に立てば、圧倒的な力の敵からどうやって逃げられるかをはらはらしつつ見るパターンになるし、逆に盲目の老人視点で見ると、突然押し入ってきた正体不明の暴漢をどう撃退するかを見るパターンにもなるわけで、演出次第でどっちにも転がる映画なのだ。
この映画がどっち系なのかというと、侵入者側の若者たちの日常を描くことで、完全な悪党ではないよみたいなメッセージを発しているので、基本的には前者っぽい演出なのだが、敵側がジェイソンのようではなく、元軍人ではあるが盲目でかつ娘を事故でなくしたばかりのひとりの老人として描かれているので、強盗に入ったこいつらがどう撃退されるかを見るみたいな後者の視点でも見られるような作りなのである。
さらに、老人が単なる弱者かというと、そんなわけでもないような仕掛があって、いったいどういう風に着地させるのかというメタ的なところでも楽しめるようになっている。
なかなか秀逸な脚本である。

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PlayStation VR2 その3

2月 23rd, 2023 by PureJyam

というわけで、こちらが発売日に無事届いたPSVR2となります。せっかく当たったけど、どうしようかと一瞬迷いはしたものの、結局買ってしまったわけです。
ただ、Amazonでもヨドバシでも普通に買えるみたいなので、別に急がず少し様子を見てからでもよかったかもしれません。

隣はPSVR1ですが、なんといっても2の方はケーブルがUSB1本で済んでいるところが、大きな違い。PSVR1の方はこのほかにコントロールボックスみたいなやつも必要なので、配線するのも一苦労でした。持った感じ重さ自体はさほど変わらず。有線でバッテリーを積んでいないので、軽いのがよいですね。Questは、被ると重さで全体が前に傾いてしまうほどですから。やはりヘッドセットにバッテリーを積むのは厳しい。CPUやメモリを載せたスタンドアロン型であっても、バッテリーだけは外だしにして、体に装着するようにするとかした方がよいように思います。

PSVR1とのさらなる違いは、コントローラーがまともなものになったことでしょうか。そもそもPSmoveを2本使うとかいう仕様には無理がありました。今回のやつはQuestのコントローラーと同じような形状になり、ボタンの配置もほぼ同じです。そしてちゃんとPS5のハプティクスフィードバックにも対応しているようです。

で、実際使ってみてどうだったかというと、やはり画質がかなりよい。片目あたりの解像度がPSVR1の4倍になっていることや視線トラッキングによって見ているとこだけを高精細に描画するという機能で描画リソースを最適化していることもあって、とにかくきれいです。オブジェクトを手に取って間近で見てもテクスチャがぼやけないのは素晴らしい。

一番感動したのは、初期設定でプレイエリアをセットするのですが、Questでは、ビデオスルーされた映像を見て自分でコントローラーでエリアをなぞる形式に対し、PSVR2ではビデオスルーされた映像を見まわすだけで、勝手に周囲を認識してエリアを自動設定してくれるとこです。この認識していく過程がもうSFのようでほんとすごい、思わずおおっと声がででしまいました。

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スペシャリスト

2月 20th, 2023 by PureJyam

「スペシャリスト」 1969
セルジオ・コルブッチ監督のマカロニウェスタン。またしょうもない邦題を付けたなと思ったら、原題も同じだった。このタイトルはいまひとつよくわからない。主人公が銃のスペシャリストであることからつけられているようだが、だいたいのウェスタンの登場人物は銃のスペシャリストなんじゃないのかと突っ込みたくなる。
銀行の金を盗んでどこかに隠した罪を着せられ町の住民にリンチされた兄の復讐のため、銃のスペシャリストと呼ばれる弟が町に帰ってきた。彼は事件の真相を追うが・・・。
主演はジョニー・アリディという、どうやらフランスの歌手らしいが、俳優としてもいろいろな映画に出ている人。ちょっと陰のあるいい男だが、体格が貧弱に見えてしまっていてあまり強そうに見えないのが残念。セルジオ・コルブッチ監督は暗いのと明るいのどっちも撮る人だが、今作はさほど明るいわけではないが暗すぎるわけでもない感じ。あらすじだけ見ると暗そうなのだが、パッケージの左側の保安官と右側の山賊?の頭のキャラが暗くなりすぎるのを抑えているといった風。特に保安官はなかなかいい味を出している。若いロン・パールマンをちょっといい男にしたような風貌がよい。
隠された金の行方は、ああなるほどねぇという感じで、全体の流れとして不自然な展開ではなかったのがよかった。それと単なる賑やかし要員と思われた若いヒッピーのようなやつらの使い方も悪くない。
特筆すべきは、ラストの対決である。ネタバレになるので詳細は控えるが、これほどシュールな光景を描いたシーンは自由奔放なマカロニウェスタンといえどもそうそうないだろう。

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リトル ノア 楽園の後継者

2月 18th, 2023 by PureJyam

昔、「リトル ノア」というソシャゲがあって、サービス当初だけ少しやっていたことがある。リアルタイムストラテジーゲームだったような記憶があるものの、そんなに長くやりこんだわけでもないので、詳細はあまり記憶にない。ただ、キャラクターデザインがとてもよかったことだけは憶えている。アートディレクターはニーアオートマタやファイナルファンタジーにも関わった吉田明彦氏。この人の絵はほんとよいのだよね。
で、その「リトル ノア」の世界観とキャラを引き継いで、全くの別ゲーである「リトル ノア 楽園の後継者」というのが去年リリースされた。評価も悪くなく気になっていたので、去年の暮れのSwitchのセールで買ったわけだ。それをなんで今頃ネタにしているかというと、そのときちょっとだけやってそのまま放置していたのを、思い出してやり始めたら結構はまってしまったからだ。

いわゆるローグライトなゲームである。最近はよりローグに近いゲームをローグライク、ローグっぽいやつをローグライトと使い分けるケースが多いようだ。
ランダムに生成されるステージをアイテムを取りつつ進んでいき、死んだらまたやり直し。というのがローグっぽいところ。このゲームの特徴は、アストラルと呼ばれる仲間を引き連れることができて、基本的に攻撃はこのアストラルが行う。アストラルは通常攻撃用に5体セットできて、攻撃ボタンを押すとセットされた順番に攻撃する。そしてそれぞれが違う攻撃方法を持っているため、攻撃ボタンを連打するだけで、いわゆるコンボ攻撃ができるのだ。アストラルは40種類以上いて、かつその並べる順番によってもコンボが変化するため、なかなか奥深い。
それとアストラルは初期の3人を除いて道中でランダムで出現するため、今回いい感じに編成できたとしても次回もそれと同じにということはできないのが、悩ましい。なので、ついついやり続けてしまうのである。
動きの慣性がちょっと強めなので、慣れるまで難しいが、いや面白い。

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シン・仮面ライダー

2月 16th, 2023 by PureJyam

シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」ときて、ついに「シン・仮面ライダー」である。監督は待望の庵野秀明。ウルトラマンの監督は樋口真嗣に譲ったものの、今回は晴れて監督に返り咲きだ。とはいえ、ゴジラの方も監督名義は樋口で、庵野秀明は総監督という位置づけだったことを思うと、シンシリーズでの初監督ということなのだろうか。

3/18公開ということで、本予告も公開されているが、なんとも抑えた演出である。シンメトリーを多用したレイアウトがとてもよい。また悲しげなピアノの旋律からの激しい打楽器が緊張感を高めている。今のところストーリーは不明で、予告からもほぼ何も読み取れない。ライダーが二人出てくるのは、1号と2号なのか。常にライダーといる女の役割は何なのか。うーんやはりこれは見にいくしかないかなぁ。
ゴジラとウルトラマンは結局気になりすぎて見に行ってしまっているわけで、今回ももしかすると行ってしまうかもしれない。

とはいえ、仮面ライダー自体は、世代的にわりとジャストミートではあるのだが、実際見たのはライダー2号が登場してからである。なので、藤岡弘の1号には全く馴染みがなかったりする。また、その後のV3も見ていないので、個人的には仮面ライダーは一文字隼人のイメージしかない。
あと、その当時同時期にやっていた「人造人間キカイダー」の方が好きだったので、仮面ライダーにはあまり思い入れがないんだよね。「シン・キカイダー」とか作ってくれないかな。

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アスファルト・ジャングル

2月 14th, 2023 by PureJyam

かなり古い映画。ブルーレイはなかったのでDVD。ジャケットはカラーだが、モノクロ作品である。

「アスファルト・ジャングル」 1950
宝石店強盗犯を描くフィルム・ノワール。監督はジョン・ヒューストン。主演はスターリング・ヘイドン。知らん人だなぁと思ったのだが、「博士の異常な愛情」で基地で銃を乱射して孤軍奮闘する軍人役の人だった。まぁ顔を見ても思い出せなかったですがね。
出所したドックは、ノミ屋のコビーに宝石店強盗を持ちかける。二人は仲間を集め、計画は実行に移されるが・・・
前に見た「仁義」が大きく影響を受けた作品ということで見てみた。主人公が出所後に宝石店強盗を計画し実行に移す、というプロットはよく似ているが、本作の方は宝石強盗自体はわりとあっさり気味の描写で、どちらかというと実行後のメンバーの運命を描くことにより比重を置いている。
特に実行犯である主犯のドック、金庫破りのルイ、運転手のガス、用心棒のディックが、それぞれの思い、若さへの憧憬や望郷や家族や友情へのこだわりの中で終焉していゆく様が印象的。
ジョン・ヒューストンはほんとにうまい。ちょっと別作品も見てみたくなった。まぁ途中離脱した「ガジノ・ロワイヤル」の監督にも名前を連ねてはいるが、あれはどういう立ち位置だったのだろうか。
まだ売れる前のマリリン・モンローが端役で出ているが、なかなかにかわいい。

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XPERIA 10 Ⅳ

2月 11th, 2023 by PureJyam

Pixel3aを買ってから約2年半。特に壊れることもなくピンピンしてるのだけど、買い替えた。機種に不満があったわけでもないが、回線の集約のおまけみたいな感じである。
今まで、ガラケーから移行したDOCOMO回線と昔から使っているデータのみのIIJMIOのMVNO回線の2本立てだったわけだが、よく考えるともはやDOCOMO回線はいらなくね?ということになった。一応DOCOMO回線を確保しておきたいというのと、キャリアメールアドレスを温存したいという理由もあって使っていたが、もはやDOCOMOにこだわる必要もないしキャリアメールも使い道がなくなってしまったし、どう考えても必要ないかなという結論である。

せめて月々1480円で3G使えれば、逆にIIJMIOをやめてもよかったのだが、1Gではどうしようもない。ということで、IIJMIOにMNPを図ったわけだ。
IIJMIOも以前なら複数SIMがわりと安価にできたのだが、2年前に出た新プランではそれもできなくなったので、DOCOMOからのMNP回線を新規に契約し、以前の回線は解約ということにした。これで2回線が1回線になり、月々は990円ポッキリで済むことになる。

で、このときIIJMIOへのMNP特価で、XPERIA10Ⅳが24,800円ということになっていたので、ついつい買ってしまった。普通は5万くらいするので、やはり半額は魅力だよね。
これで、おサイフケータイ+通話用のXPERIA XZ1 Compactとデータ通信用のPixel3aは、どちらもお役御免になる。XZ1 Compactは、おサイフケータイ用に持ち歩くということで、小さい機種にしていたのだが、ここのところ在宅での仕事がメインになってしまった関係で、そもそも持ち歩く機会も減ってしまい、今後も当面は増えそうにないので、もう大きさにこだわる必要もないなということになった。あと音楽プレーヤーとしての役割もあったが、新機種もXPERIAなのでそれも問題ない。
これで昔ガラケー1台で済ましていたとき以来の1台体制だ。いったい何年ぶりだろうか。

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Nintendo Direct 2023.02.09

2月 9th, 2023 by PureJyam

去年は2月10日に配信されたNintendoDirectは、今年は今日2月9日でした。メインは「ピクミン4」でしたね。ピクミンは3の体験版をやっただけで、まぁ面白いことは面白かったですが、とりたてて新作をやりたいという気にまではなりませんでした。
ゼルダの伝説 ディアーズオブキングダム」は既に5月に発売が決まっているので、新しいPVのみ。あとは待つしかありません。最初はパッケージ版を買おうかとも思っていたのですが、どう考えてもカタログチケットを使った方がかなり安上がりなので、そっちで行こうかと思っています。もう一本は「ゼノブレイド2」か「ファイアーエムブレム風化雪月」かなぁ。

メトロイドプライムリマスタード」が唐突に発表されて、既にダウンロード販売も開始されています。これは以前Wii版でやったことがあって、かなりはまった記憶があります。なので、気にはなるんですが、Wii版はWiiのコントローラーあってこその面白さだった気もするので、通常のコントローラーだとどうなんでしょう。WiiのコントローラーはFPSとかTPSに非常にマッチしていたので、Switchにもオプションで出してくれないもんでしょうかね。まぁジョイコン使えって話なのでしょうけど。

Switchでは今までにもいろんなハードのゲームができるようになってましたが、今回ついにゲームボーイとゲームボーイアドバンスのゲームが追加されましたね。もっともゲームボーイアドバンスの方はNintendoOnlineの追加パックが必要ですけどね。
歓迎する人も多いようですが、個人的にはゲームボーイ系は最近すぎてあまり思い入れもないので、ふーんという感想しか出ません。特にやりたいゲームもないのですよね。

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ゲーム雑感その18

2月 7th, 2023 by PureJyam

発表されてからずっと期待されていた話題作「ホグワーツ・レガシー」がとうとう発売された。通常のパッケージ版は2/10発売なのだが、デラックス版は72時間のアーリーアクセスが可能ということで、既にプレイされているのだ。個人的にはそこまでハリーポッターに思い入れがあるわけでもないし、かつ公開されていた映像を見る限り微妙なクソゲー臭が漂っていたため、少し様子を見てからにしようと思っていたのだが、巷の評判はかなりよいようだ。もっともデッラックス版を買うような人たちはそもそもハリーポッターの大ファンだったりする人が多いようなので、作りこまれたホグワーツの世界を歩くだけでも満足みたいな感想もあって、ゲームとしての評価はもうちょっとしないとはっきりしてこないかもしれない。ただ、がっかりという声は全く見かけないので、いずれやってみたい。

今のところ「ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク」への復帰はまだ果たせず、ちまちま「FARCRY5」やSteamのセールで買った細かいゲームをやっていたりするのだが、今月から来月にかけて出る新作も気にはなっている。
一つは、2/17発売、EAとコーエーテクモの「WILD HEARTS」。これはまぁどっからどう見ても「モンスターハンター」のパクリじゃねーのみたいな雰囲気が漂ってはいるのだが、からくりというギミックを使って戦うところがちょっと面白そう。個人的には本家のモンハンにはまれなかったので、こっちはどうだろうかという興味もある。

もう一つは、3/3発売、おなじくコーエーテクモの「WO LONG」。これはまさに三国志版「仁王」という感じの死にゲーで、大分前に体験版が配信されていた。やってみた感じ面白かったことは面白かったのだが、戦闘の感覚が仁王やフロムゲーよりもちょっと掴みづらくて難しい気がした。こっちは今月の終わりにまた体験版が出るので、それ次第かなぁ。


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