12月 10th, 2019 by PureJyam
何がきっかけだったのかは全く記憶がないが、多分ネットで見かけて出来心だったのだろう。ルパン三世カリオストロの城のブルーレイとルパン三世第一シリーズのDVDを買う。いずれも北米版である。
アニメの全話ボックスというと大抵12話で3万くらいの値段だが、北米版だと5千円前後で買えてしまったりするので、たまに買う。特にブルーレイになってからは、アメリカと日本が同一リージョンなので視聴にあまり問題がないのだ。もっとも最近は音声を日本語にすると英語字幕が強制的に入って消せないというパターンも多いので、そのへんは割り切りというとこか。特典も何も付いてないしね。
カリオストロの城も第1シリーズもそのへんは緩くて、ちゃんと英語字幕は消せるタイプだ。カリオストロの城に至っては日本語もモノラルと5.1chの2つ入っているし、特典映像の全編の絵コンテも入っているので、かなりお得。しかも日本語版では聞けない英語の吹き替えバージョンも当然入っている。そっちを見てみたが、英語の吹き替えはあまり達者な人がやってるようではなかった。なんかルパンのテンションが低いんだよね(-_-;)
第1シリーズのDVDは3枚組で全23話入っている。DVDについてはアメリカと日本のリージョンが違うので日本のプレーヤーでは普通は見られない。どうやって見てるかというと、実は2017/10にSONYのBDP-S1700というブルーレイプレーヤーをeBayで買っていたんだよね。ブログのネタにするのを忘れてた・・・。なんでわざわざ海外から買ったかというと、たまたま見たときに安かったのと北米版のDVDを買っても見れるなという意図があったせいだ。まぁそれによって今回ちゃんと見れているので、買って正解であったことは確かだ。同じ機種名でリージョンフリーとか言って割と高い値段がついているやつをAmazonとかで見るのだけど、こいつは別にリージョンフリーとかではなさそう。ちゃんと日本版のDVDは見れなかったし。
しかしルパンの第1シリーズはよいねぇ。後半の宮崎ルパンも悪くはないが、前半の大隅ルパンのハードボイルドな雰囲気がわたしは好き。あと二階堂有希子の峰不二子はやはり最高すね。
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12月 8th, 2019 by PureJyam
B級映画2本。まぁ何をもってB級というのかはいろいろあるが、個人的には低予算のエンタメ映画全般をそう呼びたいかなぁ。
「タンク・ガール」 文明崩壊後、水をめぐって対立する悪の組織とレジスタンス・・というストーリーはテンプレだが、ときおり挿入される原作コミックのイラストとか音楽とかいろいろセンスがよい。主人公の女の子がなかなかぶっ飛んでいて面白い。1995年作品ということで、特撮はしょぼいが途中で出てくるミュータントの特殊メイクだけがなぜかとてもよくできている。
「ターボキッド」 文明崩壊後、水をめぐって対立する・・略。別に意識して買ったわけでもないが、なぜか内容が似たような感じだった。こちらはどちらかとういとマッドマックスっぽい。んで敵も味方も自転車に乗っている(^^;) まぁ燃料も不足している世界なのだからある意味論理的な帰結といえる。なのにあまり映画では描かれなかったのは、どうしても絵的にしょぼいからってことなんだろうね。でも見ているうちにだんだん慣れてきて自転車乗っていのるのが当たり前のように感じてくるのが何とも味わい深い。あまりお金かかってなさそうな雰囲気漂わせてるわりに、グロ表現だけは力が入っているとこがまさにB級テイスト。
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12月 5th, 2019 by PureJyam
2018年4月から6月放送のアニメ総括です。
「こみっくがーるず 」 きらら系の萌えコメディというジャンルなんでしょうかね。2017年の「ひなこノート」と同系です。プロ漫画家な女子高生の寮が舞台。まぁかわいい女の子のゆるふわな日常です。登場人物が女子高生なのにプロの漫画家というのが変わってる。
「シュタインズ・ゲート・ゼロ 」 わたしの視点では2017年にゲームをしてほぼ1年後にアニメ化という流れ。2クールなので、ほんとは9月まで続くのだけど、開始側に合わせてここでご紹介。今回数が少ないので水増しですね。 ゲームの複数分岐のストーリーをうまく一本にまとめた感じ。実のところゲームの方の印象が薄くてどの辺がゲームオリジナルでどの辺がアニメオリジナルなのかよくわからなかったんですけどね。新キャラの比屋定真帆がかわいくてよい。ただお話の構成上9割がた岡部が暗いので1作目に比べると全体的に地味な印象は否めない。かつお話の結末は決定されているので、これからどうなるんだろう感も弱い。出来は悪くないんですけどやはり1作目と比べてしまう。
「ひそねとまそたん 」 原作のないオリジナル作品ということで、全く前知識なしに見始めたが、はまってしまった。ドラゴンを戦闘機に擬態させるというアイディア一発物ではあるのだけど、主人公の甘粕ひそねのキャラクターがとてもよく描かれていて見入ってしまう。総監督の樋口真嗣も脚本の岡田麿里もそんなに好きではないのだけどね。ストーリーも突っ込みどころはかなりあるのだけど、それでも魅力的なのは、監督の小林寛という人が相当にうまい人なのかもしれない。ブルーレイを買ってしまうほどのアニメに出会うのは大体1年に1作あればよい方だけど、2018年はこれでしたね。
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12月 2nd, 2019 by PureJyam
おさいふケータイ問題については、結局Xperia X CompactというZ3の2世代後の後継機の中古を購入することでひとまず決着した。写真の真ん中の白いやつである。
前にも書いたがSH-06Eでは来年の12月までしか使えないし、大きさ的に微妙なところもあって、やはり新機種導入しかないなと思ったわけである。まぁ問題は何を買うかというところなのだけど。かなり有力な候補だったのが、AQUOSのSense3という新機種。これは約3万くらいとさほど高価ではなく、スペックもほぼZenfone4と同じなので代わりに使うにはちょうどよいと思ったのだ。
ただ、Sense3にするとZenfone4の置き換えになるわけで、これをそのままおさいふケータイとして常に持ち歩くとなると、やはり大きさに不安が残る。今の時期は上着やコートを着ているので、ポケットには困らないのでよいが、夏になったときにシャツの胸ポケットに入れるのは厳しい。だからといってズボンのポケットもちとかさばってしまい気持ち悪い。鞄に入れていちいち出し入れするのはさらに面倒だ。
決定的に引っかかるのは、3万出して今のZenfone4と全くスペックの変わらないものに置き換えるのというところ。Zenfone4が壊れてしまってその代替というのならそれでもよいが、Zenfone4が健在なのにおさいふケータイのためだけに引退させて、しかもほぼ同じ機能でしかないSense3に変えるのは釈然としない。スペックがかなりよくなっているのであれば、まぁ納得もできるんだけどねぇ。 というわけで、ポチる寸前で心変わりしたわけだ(^^;)
やはりZenfone4は当面メインで使うことにし、おさいふケータイ専用に持ち歩くのに不便のない小さいやつを買うことにした。最近はスマホも大型化しているので、小さいスマホの選択肢はあまりない。でもってあまりお金もかけたくないということもあり、冒頭でご紹介したZperia X Compactの中古というところにに落ち着いたのだった。なんか写真で見るとスマホについてZenfone4も含めてそんなに差がなさげに見えるが、実際に手にするとかなり違う。やはりZperiaは小さいんだよね。一応Z3よりも2世代あとなので、機能的にはいろいろ進化はしているが、こいつはおさいふケータイ専用機としてしか使う予定がないので、そのへんはわりとどうでもよかったりする。
とはいえまだ問題もあって、この場合ようするに3台持ちという状態になるわけで、それはそれでどうなのって気もする。ただガラケーについてはおさいふケータイ機能を使わなければもう鞄に入れっぱなしでもよいかなと思ってる。音声通話に関しては滅多にかかってもこないしかけることもないしね・・・
いや、待て・・・前回書いたウォークマンを入れると実は4台持ち‥になってしまう。うーんもはや溜息しかでんわ。
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11月 30th, 2019 by PureJyam
2017/10に買った1000X と2017/12に買ったZenfone4 の組み合わせで、主に通勤時に音楽を聴いていたわけだが、やはり微妙な違和感が拭えない。別にSONYの音にこだわりがあるわけでは全くないのだが、慣れというのは恐ろしい。私の耳は完全にSONYに飼いならされてしまっていたのだ。 Zenfone4でもさほど音が悪いというわけでもないし、そもそも通勤時に聞くわけでそんなに音質が問題になるわけでもない。しかしイコライザーとかいろいろ調整してみたものの、どうも違う。
でもって、結局買っちゃいました。ウォークマンです(^^;) 前回買ったのが2010年だった ので、8年ぶりですね。その以前のウォークマンも壊れているわけじゃないので、そっちを引っ張り出してきて使っても全然よいのですが、8年経っていろいろ機能も進化しているようなので、新しいやつにしてみたわけです。
前のより大分でかいです。もっとも前のやつがかなり小さかったというのもあるんででかいといっても二つ折りケータイくらいですがね。まぁ画面も大きくなってタッチパネル化したので使いかってはよくなりました。何よりもマイクロSDを突っ込めるようになったので、容量に縛られないのがよい。 音は安心のSONY音質なので、SONY耳と化した私の耳には心地よい限りです。一応ハイレゾにも対応しているようなのですが、現在に至るまで一度も聴いたことないです。私のポンコツ耳にはお金の無駄ですからね。
こいつのよいところは、PCにUSB接続してDACとして使えるとこです。大分以前に雑誌の付録に付いていた基盤むき出しのDACをずっと使ってたんですが、ようやく切り替えられます。聞き比べてみましたが、違いは全くわかりませんでしたしね。
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11月 26th, 2019 by PureJyam
2018/6のネタが特に見当たらないので飛ばして7月に突入。そういえばAmazonEcho のときに6月に買った家電コントローラーも一緒にしてしまったっけか。基本的に過去ネタはAmazon等の購入履歴を元に書き起こしているので、買った物が少なければ書くこともなくなるのはしょうがない(^^;)
「レディ・プレイヤー1」 あのスピルバーグ監督作品。最近はシリアス物も多いが、こいつは純粋にエンタメ。VR世界に隠された創設者の仕込んだイースターエッグを探し出そうとする主人公とその仲間たちの冒険・・みたいなお話。VR側の世界はフルCG、現実側は実写という構成でいったりきたりする。CGはネタ満載で、アキラバイクからゴジラ、ガンダムと日本製キャラもたっぷり出てきて面白い。VR世界は今現在よりもそこそこ進んだ技術を思わせる作りなのだが、現実側がなんか今のVRのしょいぼいゴーグルを付けてるのが微妙にチープ。多分すぐそこに実現できそうなくらいの未来を描きたかったので、あまり高度なガジェットを出してしまうとかなり先の未来感が出てしまうので、それを避けたかった?のかな。まぁ結局のところネットで身バレしてはいけないという教訓を与えてくれるありがたい映画。いや面白いのはまぁ面白い。
「アバター」 以前パシフィックリム を買ったときに迷ったアバターを買ってしまう。セールで安くなってたからかな?よく覚えてないが(^^;)もちろん3Dである。 ヒット作だし、ジェームスキャメロンだし、SFだし、どう考えても面白いはずだよね。と思っていたわけですが、うーん・・・なんか合わない。自分でも理由がよくわからないけど、多分先住民とその世界をじっくり描写しようとしている部分がまどろっこしくてだるいと感じてしまうのかなぁ。買ったブルーレイでは滅多にないが、途中で見るをやめてしまった。 しばらくしたらもう一度見てみようかなとは思っているのだけど、いまだに再見していないのだった・・・
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11月 21st, 2019 by PureJyam
コミックはほぼ電子版に移行していて、リアル本を買うケースは減っている。ただ電子版は電子版でわりとお手軽に買えてしまうため、以前よりも買う作品は増えた気がする。もっとも試しに1巻だけ買ってみてそれで終わってしまうもの多く、巻を重ねて買い続けるのは割と少ない。ということで、2017~2018/5頃までに買って、その後も買い続けているやつをいくつか。
「じけんじゃけん!」 安田剛助 ミステリーおたくな美人で成績優秀な白銀先輩とイケメン後輩のゆるい学園コメディ。広島弁をしゃべる先輩が魅力的。ミステリーネタをちりばめているが、特にミステリーな要素はない。
「あつまれ!ふしぎ研究部」 阿部真弘 あの侵略!イカ娘の作者の学園ギャグ。キャラはイカ娘ほどインパクトはないが、お話はイカ娘よりはかなりまし。
「バイオレンスアクション」 浅井蓮次・沢田新 専門学校生の女の子の殺し屋のお話。生活は普通の女の子なのに仕事は的確にこなす凄腕というギャップがありがちだけど面白い。現場で簿記の勉強を始めてしまうくらい人を殺すことに何も感じていないとこはほぼサイコパスだが、かっこいい。
「人形の国」 弐瓶勉 この作者のを読んでみたかった。他にも有名なやつがいろいろあるが、新作が出たばかりだったので、買ってみた。独特の世界観を全く説明なしに進行させてゆく演出がすごく好み。容赦のないハードな物語もよい。宮崎駿が描く風の谷のナウシカの絵柄を薄くしたようなタッチが独特だが、キャラの見分けが付きにくいのが難点。
「彼とカレット」 tugeneko 以前、週刊アスキーで連載されていときによく読んでいた。Kindleのセールで安くなっていたので買ってしまう。絵のタッチとちょっとエロいギャグのバランスが好き。
「上野さんは不器用」 tugeneko 4コマだったカレットと違いちゃんとストーリーのあるやつ。上野さんのキャラが全て。
「映像研には手を出すな」 大童澄瞳 これにはやられた。久しぶりにすごい。架空の町のダンジョンじみた高校で演出家とアニメーターとプロデューサーが出合ってアニメを作り始めるというお話だが、設定おたくの浅草の妄想が現実に侵食してくる表現が素晴らしい。あとキャラクターとしてプロデューサー役を登場させたセンスが新人離れしている。こういう場合、クリエーターだけで固めてしまいがちなんだけどね。それにしても吹き出しにパースをつけるというのは初めて見た。来年アニメ化ということなので、超期待。
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11月 19th, 2019 by PureJyam
ブログではつい先日 書いたばかりだが、実際には2017年の暮れに買ったので、もう2年経つスマホの件である。
ASUSのZenfone4は全く問題なく使えていて不満もない。まだまだ買い替える気もなかった。しかし、そうは問屋が卸さない。世の中うまくいかないものである。 ガラケーでずっと使っていこうと考えていたおさいふケータイなのだが、ガラケー向けサービスが来年の2月で終了してしまうらしい。FOMAの方は2026年まで続くので通話自体はまだいけるのに、それより先にサービスが終了してしまうとは・・・(-_-;)
となると、おさいふケータイをなんとかしなければならなくなった。残念なことにZenfone4はfelicaチップを積んでいないので、おさいふケータイは使えない。だとすると、前に使っていたXperia Z3 Compactに入れてしまえばよいのではないか?と考えるのは必然であろう。Z3はSONYなので当然おさいふケータイ対応なのだから。 ところがである。久しぶりに電源いれようとしたら、うんともすんとも言わない。充電しても何しても無反応ときた。ネットの情報ではZ3系はどうやら基盤に問題があるらしく、突然電源が入らなくなるという現象が少なくないようだ。せっかく修理したはずなのに、どうしようもない役立たずである。
となると、さらに前の機種であるSH-06Eに登場願うしかない。こっちも一度壊れて修理した のだけど、一応今でもちゃんと動く。 でもやっぱりちょっと大きいんだよね。Z3Cくらいの大きさならガラケーの代わりにもなるけど、SH-06Eだとぎりぎりというところ。 しかしこいつに変えてもまだ問題は残る。Androidのバージョンが低くて、モバイルSuicaのサービスが来年の12月までしか使えない・・・結局のところ10か月程度の延命でしかないんだわな。困ったもんだ。やはり新機種に買い替えるしかないのかなぁ。
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11月 18th, 2019 by PureJyam
時期は若干前後するもののゲームをまとめて3本。
「GOD OF WAR 」 シリーズ物の4作目らしいが、前作はやっていない。もっともゲームシステムが以前と全く異なっていてかつストーリーも純粋に続きというわけでもないので、さほど影響はなかった。前作ではギリシャを舞台に神との闘いを続けていた主人公がその後北欧で余生を送っていたが、妻が死にその遺灰を世界一高い山からまくべく息子と共に旅立つ。 斧を使ったアクションがなかなか良い感じ。敵のなぎ倒し方も派手だし、投げるとブーメランのように戻ってくるという性質を使ってパズル的な仕掛けを解いたりするのが面白い発想。通常の戦闘では息子も弓などで加勢してくれ、死ぬことはない。ストーリー上危機に陥ることはあるけどね。 主人公は昔の血塗られた行いを黒歴史的に見ていて、それゆえか息子との距離感が微妙でぎこちない。それが旅続けるうちに変化していくというストーリーのうまさもある。とにかく面白い。当たりというやつだ。
「ダークソウル リマスタード 」 元々はPS3だった。最初 にやってから既に6年経っているとは恐ろしい。中身は全く変わらず単にPS4に移植しただけであるが、ちと懐かしくなって買ってしまう。PS4になったからといってそんなにグラフィックに差はないだろうと思っていたが、久しぶりにPS3を立ち上げて比べてみたら、PS3の方がとんでもなくボケボケの低画質で、こんなんでやってたのかと逆に関心してしまった。というかまぁPS4はやっぱり画質いいんだねー。 さすがにその後2,3とやってきているので、初回にやったときよりも苦戦することはなかった。ボス戦もわりとさくさく進んだしね。 で、実は前回唯一倒せなかった敵である、黒龍カラミットを是非とも倒したかったのだが、いやぁきつかった。人型の敵はそんなに苦戦しないのだけど、こういうでかい系のやつはほんと苦手。でもようやく倒せたのでよかった。
「ワンダと巨像 」 これまたPS4でのリメイク。オリジナルはやってないのだけど、ずっと気になっていたやつ。雰囲気はとてもよいんだけどねー。 今一つ操作性とかが合わなくて途中棄権でした。はずれってやつですね(-_-;)
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11月 16th, 2019 by PureJyam
前回に引き続きブルーレイ2作。
「A SINGLE MAN」 コリン・ファース主演である。コリン・ファースは魅力的だが、別にKNGSMANの流れで買ったわけではでない。2011年頃にYouTubeで見た予告編の音楽がとてつもなくよかったので、当時テーマ曲をダウンロード販売で買っていたのだ。なので作品自体は以前から知っていた。で、最近ブルーレイが出ていることを知り、さらに表紙をよく見るとコリン・ファースだったので、ちょっと見てみようかなという感じで買ってみた。 1960年代まだそういう愛の形に世間の風当たりが強い時代、恋人(同性)を事故で失った大学教授が悲しみのあまり死のうと決意した一日を描く。それにしてもコリン・ファースはこういう紳士っぽい役がよく似合う。監督はトム・フォードという有名なデザイナーらしいがそっち方面はうといのでよく知らない。しかしさすがにデザイナーだけあって映像のセンスが素晴らしい。全体の雰囲気も初監督とは思えないくらいよい作りだ。 途中で教え子であるとてつもない美少年が登場する。特にその気のない私でもこんな美少年に見つめられたらドキドキしてしまいそうなくらい美しい。ニコラス・ホルトという役者なのだが、他にどんな映画に出ているのだろうとググったら、「マッドマックス怒りのデスロード 」でマックスにずっとついてくる白塗りのウォーボーイズのニュークスをやっていたと知り驚愕した。いくらなんでもイメージ違いすぎ。役者ってすげーな。
「ファンタスティック Mr Fox」 ストップモーションアニメだが、監督は以前にも書いたウェス・アンダーソン。彼は実写だけでなくこういうのも作るらしい。もっとも前に見た 「グランドブタペストホテル」 でも一部にストップモーションアニメの手法を使ったシーンがあったので、こういう表現が好きなのかもしれない。 泥棒していた狐が家族のために足を洗い平凡に暮らしているが、悪い人間の地主に家を奪われ対抗するというお話。個性の強い監督は何を作ってもその個性がにじみ出るなぁということを再確認させてくれる。
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