ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

さらば友よ

4月 4th, 2021 by PureJyam

今回は、何の関連性もないブルーレイ2枚。いや一枚はDVDですけどね。

「アギーレ/神の怒り」 1972
以前見た「殺しが静かにやって来る」で、鮮烈な印象のあったクラウス・キンスキーの出演作が見たくなって買ったもの。エルドラドを目指すスペインの探検隊の末路を描くという内容が、面白そうだったのだが、ブルーレイは出ていなかったため、しょうがなくDVDを買う。しかも中古でかつ安くなってもいないという・・。
監督は、ドイツのヴェルナー・ヘルツォーク。クラウス・キンスキーとはいろいろ因縁のある人らしい。
探検隊のトップは、インカ帝国を滅ぼしたかのピサロの弟。ジャングルの中の行軍でにっちもさっちもいかなくなり、分遣隊を組織して食料の確保と情報収集に向かわせる。キンスキーはその分遣隊の副隊長である。セットとかでなくマジでジャングルの中でロケしているが、どうみてもものすごい環境で、さぞかし撮影は大変だったろう。特に激流の中をいかだに乗っているシーンなんぞは、カメラワークで誤魔化すといった小細工なしに撮っているのが、すごい。副隊長のキンスキーは意見の合わない隊長を実力で排除し実権を握るが、食料不足と原住民の攻撃によりどんどん追い込まれてゆく。徐々に狂気にかられてゆくキンスキーの演技は鬼気迫るものがある。演出は淡々としていてまるでドキュメンタリー映画のような雰囲気で、それが状況の異常さと相まって、強い緊張感を醸し出している。是非ともブルーレイ化してほしいところだ。

「さらば友よ」 1968
言わずと知れたアラン・ドロンとチャールズ・ブロンソンの共演作。大分以前にDVDを買っているだが、結局見ていないかったので、昔テレビで見たのが最後だ。恐らく1975年放映のものだろう。当時見た映画は結構内容を忘れている物も多いが、この作品についてはかなり憶えていた。特にチャールズ・ブロンソンがコップにコインを入れる賭けをするところとか、金庫室で2人とも半裸になっているところとか。ラストシーンとか。やはり当時も2人の共演のインパクトが強かったせいだろうか。
全くタイプの違う2人だが、2人が並んでいるだけで絵になる感じ。当時は確か「荒野の7人」を見たあとだったと思うので、チャールズ・ブロンソンの方に思い入れがあった気がする。
ブルーレイだが、英語版の本編には吹き替えが入っていない。なぜか特典映像として収録されているフランス語版の方に、フジテレビ版とTBS版の2種類の吹き替えが付いている。で、フランス語版の方はSD画質なのだ。版権の都合なのだろうか?
ただ、冒頭シーンを見比べてみたが画質はさほど違わない。気持ち精細になっているような気がするのと、クレジットタイトルの文字の縁が滑らかに見える程度。
2種類の吹き替えは、やはりアラン・ドロンの野沢那智、チャールズ・ブロンソンの大塚周夫のコンビが鉄板だねぇ。子どもの頃から刷り込まれているせいか、他の人の吹き替えは演技がどうこう以前に違和感ありすぎてちょっと無理。

Posted in 映画 | No Comments »

PlayStation 5

4月 3rd, 2021 by PureJyam

去年の11月に発売されて以来、品薄の続くPS5。わたしもずっとあちこちの抽選販売に応募してきたもののことごとく落選してきました。が、約5か月目にしてようやく買うことができました。
SONYストアのキャンセル分の再抽選というやつが行われて、そこで当たったのですねぇ(^O^)/
もはや諦めていて、いずれ普通に出回るようになったら買えばいいかと思っていたのですが、まさか当たるとは。
まぁ早速手続きはしたものの、出荷は4月の半ば以降ということで、実際に手にはいるのはまだ先です。

とはいえ、とりあえずは置き場所のあたりを着けておく必要があるとは思っているのですが、そもそもまだ実機を目の当たりにしたことがないので、大きさ感が全くつかめない。かなり大きいという話だけは聞いているものの、どの程度なのかさっぱり見当がつかないんですよね。
ゲーム自体は、PS4と互換性があるので、PS4を取っ払ってその跡地に置くのが現実的ではあるんですが、データをどうやって移行するかとか考えると多分同時にネットワークに繋げておく必要があるのかもしれないので、単純に置き換えとはいかなさそう。やはり実機が来てからじっくり考えた方がよいのかも。

で、PS5を買って何のゲームするかですが、実のところかなり微妙。一応「Demon’s Souls」のリメイク版は決定しているのですが、それ以外は特にないんですよねぇ(-_-;)
「Demon’s Souls」は、昔PS3でやっています。もう9年も前だというのが信じがたい。しかしラスボスらしきボスまでは行ったものの、倒す前に別なゲームを始めてしまい、中断したままだったりします。なので、今度はちゃんとクリアしたいわけなのですよ。
それ以外だと、PS5が出る前から話のある「ホライゾンゼロドーン」の続編とかが気になっているのですが、いまだに発売日未定なので、果たして今年中に出るのかでないのかすらわからない。まぁPS5専用でなくてもPS4用のものでもいけるので、なんか面白そうなのがあればやりたいですね。

Posted in お気に入り, ゲーム | No Comments »

2021年冬アニメ総括

4月 2nd, 2021 by PureJyam

相変わらず年の初めである冬シーズンは良作が多い。2020年も冬はかなりよかったものの春夏秋で完走したのは1作のみという体たらくだ。まぁそれはあくまでわたしの趣味に合うものがなかったというだけであって、話題作はそこそこあったようなんだけどね(^^;)

はたらく細胞!!
2018年の夏にやっていたものの2期。もっと最近見たような気がしていたが、2年半も前だった。体内細胞の擬人化ははじめこそ面白かったものの、やはり続くとマンネリ気味。そのせいかどうなのかは不明だが、8話までしかなかった。

はたらく細胞 BLACK
はたらく細胞のスピンオフ作品。大筋は本編と同じなのだが、身体の主がやたらと不健康なため、体内がブラック企業化している。主人公は本編と同様赤血球なのだが、ブラック企業の若手社員という位置づけを強調するためか、性別が白血球と逆転している。
人間の体内を描くという意味では同じなのに不健康というだけで、ここまで雰囲気が変わるのは面白い。こっちだけあれば本編の2期はいらなかったような気がする。

蜘蛛ですが、なにか?
異世界転生物。ほぼほぼ「転生したらスライムだった件」のパ〇リにしか見えないが、Wikipediaにも影響を受けたと書いてあるので、まぁそうなのだろう。特にスキルとかがゲームのように数値化されて獲得できるところとかがそれっぽい。ただ、高校のクラス全員が転生しているとか、転生者同士につながりがあるとか、世界そのものの成り立ちとかにも秘密があるとか、いろいろ捻ってはある。
王国の王子に転生して優雅に暮らしているクラスメートもいる中で、主人公は、迷宮の地下で蜘蛛として生まれ、食物連鎖の最下層から苦労して生き延び、成りあがっていく。
この主人公の蜘蛛パートは面白い。というか、声を当てている悠木碧が一人でただしゃべりまくっているというシチュエーションが秀逸。さらにスキルが上がっていくと意識が多重化して一人で3人分?くらいしゃべるので、声優って大変だなという感想しか浮かばない。
しかし、他のクラスメートたちのお話を描く人間パートになると、とたんにつまらない。人物はステレオタイプ。ストーリーも稚拙。適当な世界観で行き当たりばったりに作られてるようにしか見えないのだよね。ただ2クールあるようなので、この先面白くなっていくのかもしれない。

怪物事変
けものじへんと読むらしい。人間に紛れて生きる怪物と呼ばれる妖怪変化の少年たちと彼らの面倒を見るタヌキの探偵の物語。性格がかなり異なるそれぞれの少年たちのやり取りが面白い。特に感情がほとんどない主人公のボケがよい。アニメ化されているのは長編の一部のみなので、ストーリーやらなんやらが全く完結していないのがもどかしい。

無職転生
異世界転生物。原作は2012年に書かれていて、この異世界転生物の先駆的な作品らしい。そのせいかはわからないが、最近多い、ゲーム的なスキル獲得みたいな安易な描写はなく、転生した先の世界でちゃんと成長していく主人公が描かれている。
学校でのいじめが原因で引きこもり、そのまま30を越えた無職の男が、家を追い出されて街を彷徨ううちにトラックにはねられて転生する。大抵のラノベでは転生後は超絶強力な能力を得て、無双していくみたいな展開になりがちだが、この作品では幼少期から少しづつ学んで、そこそこの魔法使いになってゆく過程が描かれる。演出も丁寧だし、背景やキャラもかなり力が入っている感じ。一番のポイントは、前世の男の声に杉田智和を起用したとこだろう。見た目は少年だが、前世の記憶をそのまま引き継いでいて、心の中の声として前世の男がナレーションのようにしゃべる。わりとエロくて際どい描写もあるが、声のせいでそのあたりがあまり生々しくならないのだ。
あと、やはり世界をちゃんと構築しているように見える。種族や言語の違い、歴史とかも考えているっぽいので、好感がもてる。そういとこを適当にやってる作品もおおいからねぇ。

のんのんびより のんすとっぷ
去年の秋に見ていなければ、今回も見ていなかっただろう。のんのんびよりの3期である。スタッフが今までと同じなので、1期から続くこの雰囲気も変わっていない。今回もれんちょんが1年生になった春からの1年間の物語だ。まぁ相変わらず間の取り方やキャラのやり取りの緩急が巧みで素晴らしい。今回は新キャラとしてれんげよりも年下の駐在さんの娘が出てきたりして、れんげがお姉さんになる物語でもある。最後はちゃんと学年が上がって、れんちょんはちゃんと2年生になって終わるのがそれを象徴している。原作も終わったということなので、多分4期はないだろうなぁ。

ゆるキャン△シーズン2
1期が2018年の1月だったので、3年ぶりの2期だ。1期が原作の1巻から4巻までだったのに引き続き、2期は5巻から9巻までの物語となる。1巻分長いせいか、アニメも13話が最終だった。原作をほぼ忠実にアニメ化しているのは1期と同様。細かな部分の取捨選択はあるが、全体の流れとかの兼ね合いもあるので、それはしょうがないところ。
前半は、なでしこのソロキャンはじめと大垣、犬山、斉藤の遭難もどき。後半は、あおいの妹あかりも含めての全員での伊豆キャンプ旅である。特に後半は先生の車で伊豆巡りというのが主軸になっているので、キャンプというよりも旅行という感じ。まぁキャンプ地へ赴くまでもがキャンプの醍醐味なんだろうけどね。
来年には映画が公開されるらしいが、お話はオリジナルなんだろうか。それとも原作で今後描かれるであろうお話なんだろうか。気になるねぇ。

Posted in アニメ | No Comments »

ガールズ&パンツァー最終章第3話

3月 29th, 2021 by PureJyam

2話から1年9か月・・・ようやく3話が公開された。公開スパンがどんどん長くなっているような気がするが、果たして最終話はいつになるのだろうか。
当然といえば当然ですが、もちろん見に行きました。初日も考えたんですが、劇場の席の予約を見たら結構埋まっていたので、ちょっとだけずらしました。でも月曜の朝一の回のわりに、そこそこ入ってました。というか映画館に入ってどうも人が多いなと思ったら、春休みが始まってたんですね。
とはいえ、今の時期は「エヴァンゲリオン」とか「鬼滅の刃」とかの話題作もやってますので、どっちかというとコアなファン向けの「ガルパン」はそこまで席は埋まってませんでした。

2話は、1話のBC自由学園のときと同様、対知波単戦でいったん窮地に陥った大洗が立て直すところで終わっていました。3話はそのまま続いて知波単戦から始まります。2話でも思いましたが、とにかくジャングルの描写が濃密。ただ絵的にはどこも同じように見えてしまうため、見せ方は難しい。まぁ知波単の縦横無尽な動きと翻弄される大洗という構図にすることで、わりと多めの尺を乗り切ったという感じか。
今回は、他校の試合もそこそこの時間を取って見せてます。ネタバレせずに書くのは難しいですが、まぁ順当な結果にはなってますかね。

3試合目、準決勝も開始されますが、2話と違って、尺的にほんの序盤であっさり終わってしまいました。が、今までとは比べ物にならないくらいの強力な引きで終ったのがきつい。4話が待ちきれません。3話まできてちょっとパターン化されてきたか?みたいな部分も感じ取れてきたこのタイミングで、カンフル剤を打たれたような衝撃です。しかしまた1年以上待たなければならないと思うとなかなか厳しい。
唯一の希望は、終わったあとに4話の特報が流れたことです。1話でも2話でもそういうことはなかったので、もしかすると4話は早くに来るかも・・・

Posted in お気に入り, アニメ, 映画 | No Comments »

徒然なるまま その34

3月 27th, 2021 by PureJyam

「Ghosr of Tsushima」が映画化されるらしい。監督が、「ジョン・ウィック」を撮った人だということで、いったいどんな感じになるのだろうか。ゲームをやっているとかなり長い物語のように感じるが、実際メインストーリーのみを切り出すと、恐らくさほどの長さはない。なので、ゲームをそのままなぞっても成立しそうではある。しかし、そうなるとキャストをゲームと同じにしないと、ゲームファンからは非難されるかもしれない。あるいは、対馬侍VS蒙古という大枠のみを切り取って、ストーリー自体は全く別物にするか。
船が難破して対馬に流れ着いたキアヌ・リーブスが蒙古を斬りまくる映画だったら笑う。

「シン・ウルトラマン」は夏に公開予定だったが、延期になったらしい。公開日調整中みたいなステータスになった。まぁコロナ禍がどうにも収まらないこのご時世ではしょうがない話だ。年末くらいになるのかはたまた来年の春とかになってしまうのか。

ゲーム関連はどうも停滞気味である。「リトルナイトメア」とか細かいゲームをいくつか買ってみたものの、さほど熱中できずに、つまみ食いみたないな感じでやっている。「サイバーパンク2077」以降、目玉になるようなゲームがしばらくないんだよね。世間では、「モンスターハンターライズ」が発売されたので、結構話題になっているようだけど、私個人としては、モンハンはどうも肌に合わないんだよね。今回も体験版をやってみたが、全く面白くなくてすぐにやめてしまった。なんでなんだろうか。自分でも理由がよくわからない。
ということで、結局まだ「原神」をやっていたりする。なんだかんだで結構はまっているのだ。いまだに無課金でやっているが、なんとかなるものだね。

Posted in 日々雑記 | No Comments »

Amazon Echo Show 5

3月 23rd, 2021 by PureJyam

セールで安くなっていたので、Amazon Echo Show5を買う。まぁ既に家にはAmazonEchoの第2世代機が3年ほど前からあるわけだが、別にそれが壊れたとかいうわけではない。
単に、置き時計が欲しかったのである。それも見やすいやつだ。
今使っている置時計は、何の変哲もないわりと古い液晶のデジタル時計なのだけど、とてつもなく見にくい。以前はさほど感じなかったのだが、最近液晶のコントラストが落ちてきたせいなのか自分の老眼が進んだせいなのかは不明だが、ちょっと薄暗いと全く時刻が読めない。特に朝方目を覚まして、ふと何時か見ようとしたときに、目を凝らしても全く見えないのでストレスがたまるのだ。
もちろん手を伸ばしてスイッチを押せば、バックライトが光るのだけど、寝ぼけまなこでそんな面倒なことをしたくない。

というわけで、ネットで時計をいろいろ見ていたのだが、気に入ったものを見つけられないでいたのだな。そんなおり、Amazonのセールを何気に見ていたら、こついが目に留まった。いつものことだがAmazonのセールではAmazonデバイスが結構安く売られており、こいつも通常9980円のところ5980円だった。今使っているAmazonEchoは単なる円筒形のスピーカーで、時計機能はない。最新のスピーカータイプでは時計を表示する機能が付いたやつも売っているようだが、買ったときにはそんなのはなかったのだ。

今回のこいつは、5インチの画面付きである。スマホと同じようにタッチで操作できるので、設定やらなんやらは便利だ。もちろん動画再生もできるが、あえて5インチ画面で見る必要性はないので、使うことはないだろう。まぁ普通にAmazonEchoなので、今までと同様に「アレクサ」と呼びかければ処理してくれる。同じ部屋に2台あるとどうなんだろうと思ったが、特に支障はないようだ。新しい方に、「アレクサ、テレビ付けて」というとちゃんとテレビをオンにしてくれる。とりあえず音声を聞き取った側が反応するようだ。

設定しておけば、何もしないときに時計を表示したままにできる。いい感じの大きさで時刻が表示されていて、かつバックライトも常時オンにできるので、とても見やすい。時計として考えるとちょっと高いのだが、まぁ許容範囲内でしょう。

Posted in 小物, 物欲 | No Comments »

眠狂四郎 勝負

3月 20th, 2021 by PureJyam

こないだも、「三匹の侍」を見ましたが、時代劇は嫌いじゃありません。まぁもちろん好みは偏ってますけどね。

「眠狂四郎 勝負」 1964
言わずと知れた市川雷蔵の当たり役、眠狂四郎の映画化の2作目。原作は何作か読んでいるが、映画を見るのはこれが最初である。何年か前にやった田村正和主演のテレビ版は見たが、田村正和がさすがに年を取りすぎていて、もはや眠狂四郎というイメージではなかったことくらいしか憶えていない。
他にも何人か眠狂四郎を演じているが、ある意味本家とも言える市川雷蔵。さすがとしか言えない。まさに柴田錬三郎描く原作のイメージそのままである。冷たく無表情な眼差し、時折見せる少年のような笑顔。どのカットを取っても眠狂四郎そのままだ。

「三匹の侍」と同年公開だが、こちらはフルカラー作品である。監督は時代劇の巨匠とも呼ばれる三隅研次。ストーリーは加藤嘉演じる勘定奉行との年齢と立場を超えた友情を軸に、悪徳商人やらが絡む勧善懲悪物。眠狂四郎が強くてカッコよいというところを描くために作られた映画だ。もちろん市川雷蔵はよいが、加藤嘉がよい味を出していて2人の関係が素晴らしい。いろんな作品で老人役を演じているが、このとき50歳そこそこであったとは驚き。どう見ても70前後にしか見えない。魅力的なバイプレーヤーだ。

画面のレイアウトがどのシーンを見ても美しい。シネマスコープの横長画面を最大限に生かした画面構成はまさに様式美とも言える。まさに往年の時代劇という感じ。「三匹の侍」のモノクロの光と影のコントラストもよかったが、あちらは、ダイナミックなカメラワークがある意味現代的だった。やはり監督がテレビ出身ということもあるのだろうか。

「三匹の侍」とこの作品との大きな違いは、殺陣のシーンの効果音だ。「三匹の侍」では人が斬られるときにかなり大きな効果音が入る。今では当たり前のように使われているが、当時では「三匹の侍」が初めて取り入れたと言われている。なので、この作品では斬られてもほとんど音がない。刀が風を切る音や刃と刃が当たる音ははっきり入っているのだが、人を斬ったときの効果音はほぼない。しかし、それが物足りないかというとそういうわけでもないのだ。「三匹の侍」では殺陣自体がかなり激しい動きを伴っていて、大人数を相手に縦横無尽に走り回りながら斬るような感じだったので、効果音があることがとてもマッチしていた。逆に眠狂四郎の円月殺法は、非常に静的であるのでたとえ効果音がなくても違和感を感じるということはなかった。

眠狂四郎のシリーズはこのあともたくさん撮られているので、もしかすると後年のものには入っているかもしれない。そのへんちょっと気になるといえば気になるところだ。ただ、なぜかブルーレイになっているのはこれだけなんだよね。この作品が代表作と呼ばれているせいなのかもしれないが、ほんと日本の映画会社は映画のメディア化に消極的だよね。

Posted in 映画 | No Comments »

和多都美神社

3月 18th, 2021 by PureJyam

クラウドファンディングをたまにやっている。今回は、対馬にある神社、和多都美神社の鳥居再建のためのクラウドファンディングに参加してみた。写真はその返礼である。もっとも、このクラウドファンディングはあくまで鳥居再建のための寄付のようなものなので、返礼が欲しかったわけではない。
なんで、対馬の神社のクラウドファンディング? なわけだが、もちろん「Ghost of Tsushima」の影響に他ならない。このゲームをやっていなかったら、そもそも対馬に興味なぞもたなかっただろう。ミーハーである。しかしそのミーハー精神が多少の役に立つのであればそれにこしたことはない。

以前にも、「クーロンズゲートVR」への出資とかやったし、その他にもいろいろやってはいるが、考えてみるとあまりブログの記事にしていない気がする。まぁわりとどうでもいいものが多かったりもするんだよね。なんかブログに書くことのものでもないような。多分このへんがそもそもわたしはブロガーには向いていないところなんだろう。そういうことを逐一書いていくことこそがブログには重要な要素なのに、どうしても内容を選んじゃうんだよね。

あと、こういう風に返礼やら商品やらがちゃんと届けばよいのだけど、クラウドファンディングはあくまで出資にすぎないので、中には失敗プロジェクトもあって、最終的に何も手にできてないケースもいくつかある。一番最初にやったKickstaterのこいつは、もうすぐできます、もうすぐできますといいながら結局ぽしゃってしまった・・・
Kickstarterでは、ほかにも自撮り用小型ドローンでも失敗しているので、合計5万近くの損害を出している( ノД`)

ただ、クラウドファンディングによっては保険とかがあるらしく、最近やったやっぱり自撮り用のドローンも失敗して、それについては、保険で払い戻ししますというメールが来ていた。
なんか、ドローンは一度も商品を受け取ったことないんだよね・・・

Posted in 日々雑記 | No Comments »

大塚康生

3月 15th, 2021 by PureJyam

ふとTwitterを見たら、トレンドに大塚康生氏の名前が。いやな予感を抱きつつ開くと、やはり訃報へのツイートだった。

最初に大塚さんの名前を知ったのは、小学生のときに見ていた「侍ジャイアンツ」だった。なぜかというと、最初に見たときにキャラの顔が「ルパン三世」と同じだ!と思ったからだ。でもって、クレジットに「作画監督 大塚康生」という文字があったので、ああ、この人が描いてるんだと認識したのだ。まだ演出とかそういう方面には興味が向いてなくて、子ども心にこの人の描く絵がすきだなぁと思っていた。なので、その後アニメを見るときは、大塚さんの名前があるか確認していた。

一番好きなのは、やはり「ルパン三世」の1stシリーズの前半の不二子ですねぇ。ルパンの1stシリーズの後半は宮崎色が濃くなってちょっとコメディタッチになってしまって、まぁそっちはそっちで好きなのですが、前半のハードボイルドな雰囲気がとても好き。
ご冥福をお祈りいたします。

Posted in お気に入り, アニメ | No Comments »

ミクロの決死圏

3月 13th, 2021 by PureJyam

SF映画2本。作成年に20年の違いがあるが、出てくるガジェットは古い方が新しく見える。

「未来世紀ブラジル」 1985
監督はテリー・ギリアム。「12モンキーズ」でもそうだったが、絡み合ったチューブとかブラウン管モニターとか、未来っぽいようで未来っぽくない、スチーパンク的な世界観で描かれるディストピアSFだ。なんにでも書類を要求する管理社会でその中心となる情報省で働く主人公が、夢で見た理想の女を追い求めるうちに、その社会からはみ出していく物語。世界観のイメージは大好きだが、個人的には主人公に感情移入できないので、そこに引っかかってしまう。ただラストを見るとまた違った解釈もできるので、もう一度見直すと感想は変わるかもしれない。

「ミクロの決死圏」 1966
テレビで何度か見ている。最後に見たのはいつだったろうか。大体のストーリーは憶えているが、細部は曖昧だった。まぁ何度見ても面白い。Amazonのセールで安くなっていたので、懐かしくて買ってしまった。
人体を縮小して体内に送り込み治療させるというアイディアがそもそも秀逸だ。まぁドラえもんの世界でありそうな感じ。どういう原理で縮小させるのかは突っ込んではいけないところ。何せ1966年の制作なので、コンピュータもテープ装置付だったり人体のマップも手書きだったりする。CGなんぞはないので、人体内部は恐らく巨大なセットと昔ながらの特撮を使ってるのだろうが、誰も見たことのない人体内部の表現はなかなかによくできている。原題が、「幻想的航海」というだけあって確かに幻想的な描写も多い。特に血管内の赤血球とかの表現はCGのない時代にどうやって撮ったのかは気になる。
東西冷戦華やかなりしころなので、東側スパイの暗躍で危機に陥るとか、わりとべたな展開だが、ミクロ化の時間制限と相まっていい感じに盛り上げてくれる。
外側でやきもきする将軍と大佐のコンビがいい味を出している。ちゃんとした立場の人間がちゃんとした判断をできるような人間として描写されているのが好ましい。

Posted in 映画 | No Comments »

« Previous Entries Next Entries »